夏季休暇 congés payés

ベルギーについて

この前、お店屋さんの夏季休暇のお話を書いたんだけれど、夏季休暇というとお仕事でも皆さんしっかりお休みを取るのが欧米の常識(笑)
夏はだいたい2週間休みを取るが一般的かなー。有休は100%消化しないといけないからねー。

会社が一斉にシャットダウンする休暇ではなく、各自好きな所をとるので、学校の休みに合わせて7月8月が休暇の人気スポット。この時期は休みを取っている人が多く、メールを出しても「Out of office」メールが返ってくることが多くなる。
この「Out of office」メールも個性があって面白い。紹介したいけれど、ちょっと個人情報が入るかも?って気になって出せないでいる。
絵文字がわんさか入っているメール(どんだけ楽しみにしてるん?!)とか、「本日は休暇です」みたいな、いや今日だけちゃうやん!って言いたくなる文章だったり、ロシア語か何かで全然読めなかったり(笑)楽しい。

オフィスは人もまばらになる。

同部署の中ではできるだけ休暇が重ならないように、とか心がけて業務に支障がでないように、って言うのがとても日本的な考え方だと思う。
欧米は、個人の権利を侵害してはいけないので☺、各人の計画した計画でお休みを取るので、今の様に、オフィスは歯抜け状態になる。

でも、欧米のやり方で悪くないな、と思うのは、みんな夏の休暇の計画を立てるのが非常に早い時期、と言う事だ。
4,5月くらいには、休暇の日程は決定していて、旅券やホテルの手配まで終わっている場合もある。3、4か月先、誰がどのタイミングで休む、という事が事前にわかっているので、そのための対処も早めにできる。
これはいいやり方だと思う。

その時期に誰もいない、という事が数か月前にわかっていたら、この週はできません、と宣言してしまうのも手だ。何日までに出してください、というのもできるし、何らかの形で切り抜けることができる。

逆に急な休みは通常休んでいる日数が短い。
病気とか事故とかで1-2日、急にいなくなることがあっても、1-2日なら何とかしのげる。

長期休暇をギリギリまで知らせない、というのが最悪のパターンだと思う。

何でぐずぐず言っているか、というと、実は、私の同僚が急に休暇に入り、小さな部署なので、一人いなくなると残った方(つまり私)の負担が増える。知らせてくれていたのかもしれないけれど、通常いれておく予定表に入っていなかったので休暇に入る前日まで気が付かなかった。

その前まで2週間自国からの自宅勤務だったので、顔を合わせることもなく、ちょうど私も金曜日に一日休暇を取っていたので、「明日、休暇もらっているから、これとこれがどうのこうの・・」と話をしていたら「私も来週月曜から休むから」って言われてえっ!!!って思った。
それも3週間の夏季休暇!

えーもう3週間も会えないんだったら、引継ぎしておいてよー。わからないよー。

ってことでここ2週間、とりあえず業務には支障がでないように、と彼女の分も引き継いでやりーの、上の方への報告書類もまとめ、こんな時に限ってデカい会議があったり、で疲れた・・・

いつ休んでもいいし、何日休んでもいいけれど、ちょっと前もって言って欲しかったな。それにしても2週間自分の国に帰って実家で仕事をし、さすがに国外の実家からだとネットの調子もよくなかったり、人が来たりして大変そうだったけど、その後3週間の休暇。
それでも、なかなか大胆に休むなあ・

 

 

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