日本語の「暗記」がアプリになった!!

その他

面白いアプリがある。
アンキ・アプリって言うんんだけれど、実はそのまま日本語の「暗記」からきているらしい。

まあ、日本人は暗記が得意だ。
って言うか、学校の勉強はかなり暗記力を求められる。小さい頃から、ひらがな、カタカナ、漢字、書き順、読み方、掛け算の九九、アルファベット。次から次へと覚えないといけない。

文句も言わず粛々と覚える姿勢を身につけさせられる。

そういえば、欧州の学校のやり方と比べると確かにちょっと違うかもって思った。
まず、日本だときれいに机が列に並べられて、先生が一番前でお話をするので、それを聞いたり、ノートを取ったりして、内容を覚えていくというスタイル。まあ生徒数も多いし、一律に授業を行おうとすると、この形になるだろう。
娘たちが小さい頃は、列の形もあったけれど、グループの形も時々あって、グループで話し合って何か発表するとか、テーマがあって、調べて来たものをみんなで発表するとか、なにかリサーチ+プレゼン形式の授業が多かった気がする。

教科書も存在していない方が多かったと思う。ほぼ先生のプリントで授業が進められる。なので、教科書ではなく、バインダーを買わされて、そこへ先生からのプリントを挟んでいく、と言う形だった。

リサーチ、と言っても小学生の間は、栗やどんぐりや落ち葉を拾ってきて、その葉っぱの名前とか生態について調べて発表する、とか、それぞれの国について調べて、発表し、特産物をみんなで食べるとか(笑)、そんなのが多かった記憶がある。

一番良かったな、って思うのはチョコレートについて調べる、って言うヤツで、みんなチョコレートのパッケージや包装紙を持ってきて画用紙へ切ったりはったりしてプレゼンし、それから先生からチョコレートの歴史について学ぶ。これはカカオを巡る奴隷制度にもおよび、悲しい歴史のお話だ。最後にチョコレート工場の見学に行き、自分たちでチョコレートを作らせてもらい、それを持って帰ってきて食べる、と言う流れだ。小学校1年か2年の頃だったと思う。チョコを持って帰ってきて自慢げにチョコについて語ってくれたあの頃を思い出す・・

ともかく、そういう授業が多かった気がする。
発表する、という事が大切で、みんな意見を言えるように先生も質問をしていく。

今でも空手の来ている子供たち、「これは何って言うのかな?わかる?」「はい、はい、!!」って手をあげて「私、私!!」って言うので、「はい、じゃあ、ミリアン」って充てると「えーっと、うーんと」ととりあえず適当な事をいう。全然わかってないのにともかく手をあげる。笑。
そういうクセ?

ともかく、何か意見を言う、という事が大切なんだ。笑
そんないい加減な所でも良いな、と思うのは、どんなのしょうもない意見でも、みんなちゃんと聞いて反応してくれる事。聞く姿勢は悪くないと思う。

逆に暗記は苦手なのかもしれない。ということで、日本人得意の暗記がアプリになっている。

どんなのか、というと、ちょうど単語帳がベースになった感じだ。フラッシュカードって書かれている。何かと何かを結び付けて覚える。何度か繰り返すことにより記憶を鮮明にしていく、と言うコンセプトだ。読んでみると。

Anki - powerful, intelligent flashcards

Anki は、物事を簡単に思い出すことができるプログラムです。 従来の学習方法よりもはるかに効率的であるため、学習時間を大幅に短縮することも、学習量を大幅に増やすこともできます。 日常生活で物事を思い出す必要がある人は誰でも、Anki の恩恵を受けることができます。 コンテンツに依存せず、画像、音声、ビデオ、科学的マークアップ (LaTeX 経由) をサポートしているため、可能性は無限です。 例えば: 言語を学ぶ 医学試験と法律試験の勉強 人の名前と顔を覚える 地理のブラッシュアップ 長い詩をマスターする ギターのコード練習にも!

らしい。

文化の違いなのか環境の違いなのか、面白いね。

 

 

にほんブログ村 海外生活ブログ ベルギー情報へ
にほんブログ村

にほんブログ村 外国語ブログ フランス語へ
にほんブログ村

ブリュッセルからボンジュール - にほんブログ村

タイトルとURLをコピーしました