今日もまたSint Niklaas まで空手の練習に行ってきた。ブラッセルからSint Niklaasに行く途中の道路で、すごい量のトラクターが移動していたのに出会った。
多分4-500台はいたのではないか?行列で7-8kmは連なっていたような気がする。
トラクターなので速度が遅いから、追い抜いていくことになるんだけれど、ともかく走っても走っても、途切れることがない。
こんなに大量のトラクターの人ってどこから集まってきているんだろう。
それにどこへ向かっているのだろう?
すごい。
目の前で見ると、トラクターって本当にでかい。迫力満点だ。
今日はトラクターにみんな黒い風船をつけていた。
これがトレードマークみたいな感じ。わかるかな?
車のサイドミラー辺りの両方についていて、風で揺れるとちょっと手を振っているみたいな感じだ。
脇道には警察の人たちも待機していた。
おお、何か大事?
いつもの農家さんのストかもしれない。
雰囲気は似ている。
調べてみたけれど、あんまり引っかかるのがなかった。
集結地は、フランダース方面かもしれない。
でも、ここ最近この農家の方のストが多い。
農業とはいえ、物を作って売って利益を得るだけではなく、政府からある程度の補助金が出ているようだ。よく知らないのでちょっと調べてみよう♪
面白いサイトを見つけた。
1980年以降、農場の平均面積は3倍になりました。平均面積は1980年の12.49haから2022年には38.7haに増加しています。
2022年には、使用される農業面積の半分以上が動物飼料に捧げられています。一方、果樹園、花木は農業地域の5.1%ですが、生産額の19.6%になります。
ベルギーは、国の44%以上が農地という農業国家だ。
統計からみると、一人当たりの耕地がどんどん広くなってきている。日本はどう?
経営耕地の状況
経営耕地のある農業経営体の1経営体当たりの経営耕地面積は3.6ha(北海道34.1ha、都府県2.5ha)で、前年に比べ全国で0.2ha増加した。
表を見ると、似たような感じやん、って思ったけれど、経営体辺りの耕地面積が3.6haってどういう計算だろう。よくわからないけれど欧州の方だと38ha、北海道と同レベルだ。
広い土地を少ない人数で耕作するので、あのデカいトラクターが活躍するわけだ。
日本のトラクターって大きいとはいえ、欧州のにくらべたら半分くらい小さい気がする。
それに、日本は各農家さん一件ごとトラクターを所有していて、つまり3.6ha辺りに一つトラクターがあり、それだけ日本の農家さんは負担も大きいと思う。
逆にトラクターを作っている方は儲かるんだろうけどね。笑。
それに半分は、動物飼料になってしまうみたいだ。安いから売上があがらないのかも。
ベルギーは北海道と似た気候なので、酪農も盛んだ。
牛や馬、豚に鶏、餌が必要なんだろう。
日本の方の資料は複雑すぎて笑、取れなかった。
皆さん、各自見てください笑。
令和6年農業構造動態調査(令和6年2月1日現在):農林水産省 (maff.go.jp)
まあ、知らないことが多い。
ところで欧州にも日本の農協と同じような団体さんPACがある。
活動も農家の方たちを助けたり、政治的介入をしてその発達を助けたりする。
Budget de l’UE : à qui profite la politique agricole commune (PAC) ? – Touteleurope.eu
まあ、基本、農家さんのストはこのPACに文句がある感じがする。
その配当が公平でないとか、十分ではないとか、そんなんだ。
きっと日本も農協さんに助けられる反面、文句もあるだろう。
文句があっても「お世話になってるしなー。持ちつ持たれつやー。」って我慢するのが日本。黙ってないのが欧州(笑)、っていうだけだと思う。
ということで、農家さんのストで、農家さんの実態についてちょっと調べてみました♪
でも、クーラーや暖房が効いたお部屋でお仕事をしている私たちにとっては、暑くても寒くても、土地を耕し、手入れを怠らず、美味しい米やお野菜を作ってくれている農家の方々、本当にご苦労様だと思う。感謝感謝です💛