先日引っ越しをした娘ちゃんと市内で待ち合わせして、PAULでお茶をした。
De Brouckère の PAUL、久しぶり。
大きな窓から行き来する人が見える。大きな絵画のような、大きなテレビのような、昔のカフェ風の古風な作りに大きな窓がいいと思う。
娘ちゃんとも、外で待ち合わせ、なんて不思議な感じ。今まで一緒に家から行っていたのに。その少しの経過が違うだけで、何だか違った景色に見える。
親父さんが娘と一杯飲める、と喜ぶのと同じ感じ(か?)
今日は、二人とも好きなお茶を買って、メディマーケットでお気に入りのシャンプー、洗顔、クリーム等を買って、Dille & Kamilleで台所用品を買う、という予定♪
好きなものばかりのコース。もうこれだけで楽しい。
二人ともお茶が好きだ。以前も少し書いたが、娘ちゃんはフレーバードティが好きで、私はオーソドックスな紅茶が好き。まずはPalais des Thés へ行こう。
フレーバーの方はよくわからないけれど、普通の紅茶なら、少し私の個人的お勧めを共有しよう。(誰特?)
Palais des Thés では、アッサムでも3種類おいてあって、どれも美味しい。「Assam Hattiali」というのは、茶葉が大きく香りがいい。「Assam Hajua」は濃いめのしっかりした濃くが口に残る。どちらも好きで、甲乙つけがたい。
セイロンは「Saint James」これは我が家の朝食の定番。常に買っている。
ブレックファースト系なら「Big Ben」というのが今のお気に入り。
それぞれ香りが違っていて、楽しい。
ダージリンはMariage Frères のダージリンが好きなので(笑)、ここでは買わず(ごめんね)ロブに行った時に買う。
アールグレイは、なぜか Kusumi tea のアールグレィに今ハマっているので、ちょっと足を延ばしてクスミティまで行こう。Kusumi tea のベルガモの香りが、程よくそれほど主張していなくて好きだ。
クスミティは、変わった調合の紅茶が多いので、ほぼ買う事はないのだけれど、このアールグレイだけは美味しい。
何でもストライクゾーンが広めの私だけれど、この辺りだけは細かいかな。でも、どれも好き。別にそれでなくてはいけない、ってことはない。
そんなこんなで、娘ちゃんとお茶の話でちょっと盛り上がる。
彼女は、小さい頃から一人で平気な子だった。学校に迎えに行くと、一人でポツン、と遊んでいて、親としては、心配だった。でも先生も一人で楽しそうだから大丈夫よ、って言ってくれていたし、本人も至ってご機嫌だ。お姉ちゃんは社交的な性格だったけれど、彼女は興味を内に向けて広げていく子だったので、人の観察をしたり、想像をしたり、一人で楽しく過ごすことができる子だ。
逆に変に回りの人と仲良くしないといけない、というのが苦手でプレッシャーに感じるらしい。かといって友達がいないわけではなく、親しい数人のお友達がいて、チャットしたり、一緒にご飯を作ったり、出かけたり、楽しそうにしている。独り暮らしは大変だけれど、のんきに一番楽しい自分時間を過ごせると思う。
それから、Dille & Kamille へ行った。ここも楽しい雑貨屋さんだ。飽きない。
娘ちゃんが台所用品をいくつか揃え、茶葉を入れる缶も二つ、かごに入れた。
「お茶の缶、いるの?うちにあるの、持っていけば?」
「ママの缶、ちょっと小さいから、いいよ。大丈夫、そんなに高くないし、買っとくわ。職場に置いきたくて。今、袋でおいているので、入れにくいんよ。」
せっかく新しアパートやし、揃えたいんかな?まあ、いいけど・・(はいはい、親は色々おせっかいで、すみませんねー)
手には、お茶屋さんで買ったお茶の袋、メディマーケットのコスメ類を持ちながら、ここで買った台所用品をレジに並べる。
レジのおばさんが、私たちの茶葉のたくさん入った袋を見て、「そこのお茶、おいしいでしょう?私もよく買うのよ。それにうちの缶、おしゃれでしょう?私もわざわざそれに移していれてるのよ(笑)。わかるわー。」ってニッコリ。
とても気さくにしゃべってくる感じの良いおばさんだった。ちょっと無駄話をして、(ベルギー人がレジで無駄話をしすぎるって文句言ってたのに!と思い出し)、無駄話はそこそこで切り上げて(笑)お金を払って「Merci, Bonne journée!」
☺
とても楽しい一日でした♪