ちょうど今、エリザベート王妃国際音楽コンクールの最終審査の時期だ。
エリザベート王妃国際音楽コンクールの歴史的背景から語ると(笑)、元はといえば、ベルギー人バイオリニストの巨匠ウジェーヌ・イザイ(1856-1931)を讃えて創設されたイザイ国際コンクールだったらしいのだが、その後、エリザベート王妃(1876-1965)の名前をつけたエリザベート王妃国際音楽コンクールトして1937年に創設。
初期の頃は、バイオリン、ピアノ、声楽部門、と順番に開催、1年はお休みで、4年周期で回っていた。が、10年前くらいににチェロ部門が追加され、バイオリン、ピアノ、声楽、チェロ、の4つの部門になった。
チェロって、バイオリン、ピアノ、歌、に比べてややマイナーな感じがする。
どちらかというとオケの中の一部っていうイメージがあったれど、チェロにも脚光があたったのは、ヨーヨーマが世の中に出てきた頃ではないだろうか。そういう意味ではチェロに脚光を浴びさせることができたという彼の功績は大きいと思う。
実は私もちょっとした隠れチェロファン(笑)
ベルギーに来た当初の頃、ロストロポーヴィチのチェロのコンサートを聴きに行って、本当に感動した。すごい!としか表現できない。笑。
その当時、すでにおじいちゃんだったロストロポーヴィチだったけれど、彼の繰り出す低音はおなかの底まで響くような美しい音色を醸し出し、かつ弓を持つ手には全然力が入っていなくて、始終リラックスした姿勢だ。それでこんな音色がだせるのか、って思った。
その頃はよくいろんな人のCDを借りて聴いていた。
でも初期にあまりにもいい演奏を聴きすぎてしまって、他の演奏者にはとても辛口になってしまった。笑。
それはともかく。今年は3回目のチェロ部門だ。
予選は5月4日から開催されていて、約70名の参加者から、5月23日には最終の12名のファイナリストまで絞り込まれる。
今ちょうど12名のファイナリストが最後の演奏をしている時だ。これがボザールで聞ける。
5月25日(月)から30日(土)まで、12人のファイナリストが、1日2人ずつアントニー・エルムス指揮のベルギー国立管弦楽団との演奏。
でも、聞けなかった人もご安心。ブロードキャストで聞くことができる。
便利になったものだ・・・笑
また、受賞者コンサートとして、6月8日月曜日、第4、第5、第6番目の受賞者がソン・シヨン指揮のアントワープ交響楽団と演奏。
クロージングコンサートは、6月10日水曜日、上位3名の受賞者がサミー・ラシッド指揮のもと、ブリュッセル・フィルハーモニー管弦楽団と共にチェロコンクールの締めくくりを行う。

まだ6月8日(月)のチケットは少し残っていて、購入できそう・・

6月10日の最終日のクロージングコンサートはもうリスニングシートしか残っていなかった。
そうだろうな、やはり、優勝者の演奏を聴きたい、と思う人が多いのだろう。
日本人の北村陽(Yo Kitamura)さんも最終まで残っている。
日本人として是非頑張ってもらいたい。
影ながら応援しています♪
皆さんは良かった演奏者はいますか?
優勝の予想は誰でしょうか?
