寒い寒い・・🥶シコンのグラタンを作ったよ♪

ベルギーについて

寒い寒い~!
夏が終わり、急に冬が来た感じだ・・・
今朝の気温は8度。日中で12、13度くらいまで上がるみたいだけれど、セーターの上にジャケットが要るくらい寒い。

9月のはじめくらいはまだ夏服だったのに・・
ワンピース、もう一度くらい着れるかな?って思っていたのに。
この国に「秋」という季節はないのか・・・!!

と、怒っていても仕方がない。寒い冬を楽しもう!
週末の買い物をしていて気が付いたんだけれど、そろそろシコンが出始めていた。
シコンは冬のお野菜だ。
そう、ベルギーチコリ、っていうのかな?仏語でシコンと呼ばれいる、このお野菜だ。

アンディーブ、と訳されているのもあるのだが、ベルギー在住の私にとっては、シコンとアンディーブは違うお野菜だ。

同じお野菜なのかもしれないけれど、若くてまだ土の上に出ていないのがチコリ、お日様を浴びてぐんぐん育ったのがアンディーブ、という感じで、味も感触も全然違う。
私はアンディーブは基本、茹でて和え物にする。生でも食べれるけれど、葉が固めだし、苦味もあるので、少量ならいいけれど、たくさんは食べれない。
けれどチコリはサラダでもいいし、茹でてバターで炒めてもおいしい。

寒くなってきたし、シコンのグラタンを作ろう♪って思った。
シコンのグラタンはベルギーの郷土料理といってもいい。
レストランへ行っても今の季節、よく提供されるメニューだ。

それはそうと、多分どこのご家庭でも、ご主人と味の好みが合わない、っていう事が多々あると思う。

我が家もそうで、私はだいたいチーズ、ミルク、クリーム系のものが好きなんだけれど主人はそっち系が好きではない。あんまりこってりしていないスタンダードな日本食、洋食が好みだ。
たとえば、スープだと、私はコーンポタージュ系が好きで、主人は塩コショウ系、トマトスープ系。主人はコロッケだと断然クリームコロッケよりジャガイモのコロッケが好きだし、スパゲティもナポリタン、ボロネーズが好き。私はカルボナーラとかが好き。基本、私はグラタンが好きなんだけれど、何でもよく食べる主人なのに、マカロニグラタンは完食できない。

ところが、なぜかこのシコンのグラタンだけは主人も好んで食べてくれる。

この茹でたシコンがグラタンの濃厚さを薄めてくれ、この苦みがひつこさを和らげてくれているのか?よくわからないけれど(知らんのかい!)そんな感じで、シコンのグラタンは両方とも好きなメニューだ。

作り方はシコンを茹でて、ハムで巻く。クリームソースを作り、ハムで巻いたシコンにかけて、上にチーズを乗せてオーブンでチーズが溶けるまで焼く。

本来ならエメンタイルチーズの細かく切られたのをかけるんだけれど、最近、ゴーダチーズを乗せるのにハマっていて(笑)、見た目はイマイチなんだけれど、ゴーダチーズを乗せて焼き上げる。

いつもゴーダチーズとハムをお肉屋さんで買っていて、お肉屋さんで買うゴーダチーズは本当においしい。多分スーパーのエメンタイルは、チーズ以外のものが入っているのではないか。
ともかく、お肉屋さんのチーズに負ける。

美味しいハムと美味しいチーズ、とれたてのシコンで作るグラタン。
寒い時には、あったまる一品。シンプルだけれど、自然の味だ。

だんだん、そういうシンプルなお料理の方がいいな、って思えてくる。

いや書いておいて何だけれど、シコンのグラタンって材料はシンプルかもしれないけれど、バターと小麦粉でホワイトソースを作ったり茹でたり巻いたりする手間は結構面倒で、作るのはそれほどシンプルでもないんだけどね笑。
この手間、男性陣にはわからないだろうなー。

 

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