今週末はベルギーの選挙らしく、あちこちで看板にポスターが貼られ、家の郵便受けにはいろんな政党からのチラシが放り込まれている。
政治には全然興味がないので、何も書くことがないんだけれど(笑)さすがに目につく。
ベルギーでは投票は権利ではなく、義務(*_*)
行かないと、罰金だ。(怖っ!)
なので、ほぼ100%の人が投票にいく。そりゃそうやー。
ただし、投票に行って、思う人がいなければ無記名で出してもよいみたいだ。
私の場合はベルギーに住みだしてすぐくらいの時にお手紙が来て、選挙の義務が欲しいかどうか聞かれてその時に投票権を破棄させていただいたので、行かなくてもよくてちょっと楽。
なんといってもベルギーの政府の在り方がややこしすぎて、理解できない。
どれくらいややこしいか、解説しよう!(ってできるかどうかわからないけど。笑)
まず、政府は6つに分かれていて、それぞれの政府が議会をもっている。
ベルギーの選挙制度は比例代表制で、単独で過半数をとる政党はなく、複数の政党による連立政権が一般的だ。オランダ語圏とフランス語圏で小党乱立の状況で、総選挙後の連立政権の組み合わせで政府が動いている感じだ。
このそれぞれの管轄が微妙に重なっていたり違っていたり、フランダースとブラッセル、ワロンでもちょっとずつ違うし、これは理解しがたい。
ちょっと前、ベルギーで連邦政府を取り仕切る政党が決まらず、っていうか、決まった人が辞めてしまって、いわゆる無政府状態が数年続いた。確かこれは世界記録になるくらい長い間無政府状態だった。たしか2年くらい無政府だったような気がする。これってすごくない?
そんな、政府がなくて大丈夫なん?って思うかもしれないが、これは連邦政府ができていない、というだけで、他の政府があったので、何とかカバーしていた、って感じだ。ただし連邦政府が担う役割の部分はその2年間、手薄になっていたのかもしれない。
実際生活している市民の私たちは、政府がなくても普通に生活できていたし、何かに不自由する、ということもなかった(笑)。いつも新聞紙上を世界記録更新中、っていうニュースをにぎわせていたのでよく覚えている。
投票用紙もややこしそうだなあ。行ったことがないから知らないけど(笑)
ということで、ベルギーの選挙制度について、お話してみました♪
って自分は行ったこともないし、政治なるものに全然興味がないので、今どの政党が仕切っていて、誰がどこのトップなのか、も全然知らないし、本当に上っ面の話題しかできない😢。
でも、この複雑さだけは感じるので、この感覚だけちょっとおすす分けです笑!
そうそう、でも最近は日本の政治にはちょっと興味をもっているよ!
ちょっと前も書いたけれど、日本保守党が出てきてからは、有本かおりさんのチャンネルとは朝8とか百田尚樹さんもよく聞くし、この前の東京15区の補選選挙はめちゃ熱くなって見ていた。
いやー彼らのおかげで生まれて初めて政治というものに興味がもてた。
ありがたいことだと思う。