いやあ、いろんな人がいるもんだ。
少し前だけれど、家の近所に公共のベンチが設置された。
向こうは電車路だ。
最初はこんなところのベンチなんて、座る人いるのかな?って思っていたけれど、何のその。
一人で座って読書をする人、彼氏?彼女と一緒に音楽をかけて体をリズムに合わせて動かしながらハンバーガーっぽいものを食べている人もいた。いや、私たちの時代はラジカセだったよ笑。今は知らない人も多いかも??
数人来て腰掛けてかごからパンやら野菜を出してきて、手作りランチを楽しむ人達。にぎやかで楽しそう。
そうそう、このベンチで腹筋をしたり背筋をしたり鍛えているお兄さんもいた。笑。
意外とみんな遠慮なく?サクサクと腰を掛けていくんだ・・・
何だろう、ほら、あったよね。
なぜ山に登る?ーそこに山があるからだー。っていう名言。
なぜベンチに座る?ーそこにベンチがあるからだ (笑)なーんて。
座っている人を見ると、みんな何となく楽しそうだし、最近はベンチが出来てよかったかも、って思う。
でも、この前はこれはちょっとびっくりした。
この人、雨の中傘をさしながら、何してるの?ってよくよくみたら、実はランチを食べている。笑。
ちゃんとお尻の下にブルーシートを敷いて、お尻が濡れないようにして準備万端(笑)。
片手で傘をさしながら、もう片一方の手で持っているバックパックからいろんなものを出してきて、また器用に片手でサンドイッチを作り、水筒を出し、コーヒーを作り、飲んでは反対側の手に傘を持ち換え・・・・
あああー、見ているだけで面倒やー(笑)
こんな雨の日に、こんなところでわざわざ傘を片手にサンドイッチを作らなくても(笑)
どこか屋根のあるところに行けばいいやん。って思うんだけれど何か理由があるのか、ここが好きなのか、まあ人それぞれやからねー。
そうそう、なぜ山に登る?ーそこに山があるからだー。っていう名言。
原文は、
Why did you want to climb Mount Everest?
Because it’s there.
なぜ、あなたはエベレストを登りたかったですか?
それがそこにあるので。
直訳するとこんな感じ?
このビコウズ・イッツ・ゼア、って言い方がステキだと思う。
他の場面でも使えそう。
イギリスの伝説的登山家、ジョージ・マロリーが口にしたという有名な言葉だ。
今や、このことわざは色んなシチュエーションで哲学的な意味に使ったりしているけれど、本来は登山家だった彼が本当にエベレストに登った時のインタビューに答えた答えらしく、当初はそんな哲学的な意味はなかったらしい・・・。