寒さ対策?ミュータントになる?

ベルギーについて

ぶるるる~寒い寒い。。🥶

最近は夜は零下を記録する日が多くなってきた。日中でも6-7度と10度を切る。さすがに体感温度も寒くなったと感じるようになってきた。

今年は光熱費の異常な高騰により、みんなどの家庭も通常より絞っていると思う。
今日も、肉屋さんでご主人としゃべっていたら、彼も家の中の温度をいつもなら20度とか21度に設定するのだけれど、今年は18度‐19度の設定に下げたらしい。

「でもね、誰も文句いわないんだ。みんな光熱費が高くなっているのをわかってるからね。
それに、慣れてくるもので、今じゃあそれで充分だよ。」

ちょっと寂しそう。
欧州は一般的だと思うけれど、家中がセントラルヒーティングで部屋の温度がコントロールされている建屋が多いと思う。私の所みたいにメゾン形式の小さなアパートでもセントラルヒーティングで全部屋温める。だいたいガスの所が多いと思うけれど、昔ながらの燃料油(マズット)を使っているおうちもある。私の住んでいる地域も一軒家が多いので、時々マズットのトラックが油の給油に来ているのを見た事がある。

だいたい昼間は20度程度で、夜は10度とか低めに設定しておく。
夜中にガスがボッとじ発火する音が気になるので、あまり頻繁に点いて欲しくない。

が、今年はどこのおうちも18度くらいまでに落としているようだ。

でも確かに、昔ベルギーに来た頃は、冬、家の中が暑すぎって思った。
知り合いのアパートに行くとホカホカで、真冬で外が雪でも、家の中ではTシャツ一枚で過ごせた。
そこまで暖かくする必要はないけれど、そこそこ暖かいお部屋にしたい。

でも光熱費が4倍になった我が家(笑)も例外ではなく、暖房を入れる時期がいつもよりちょっと遅めだったと思う。
主人が外を眺めては、「他の家の煙突から煙が出ていない。まだ暖房をいれてないんやー。何やねん!どこもケチってるんか?うちももうちょっと待つぞ~」となぜかご近所の家を気にしていて笑、通常は寒がりさんなので、皆さんより早めの暖房なのだが、今年はご近所さんと同じくらいの時期に暖房を開始した。

会社の人に聞いても、「シャワーの時間を5分短縮したわ」とか「小さな電気ストーブを購入して、セントラルヒーティングの時間を減らしているの」とか、部屋の中でも着こんでいる、とか、ご夫婦でテレワークは減らして出来るだけ出社している(笑)、とか皆さん努力の後がみられる。

そうそう、会社の人とランチの時にしゃべっていたら、その人は室温を少しずつ下げていて、耐えれる体を作る?って言っていた。もうかなり耐えれるようになった☺、って言ってたけど、ほんまか?・・・(っていうか、ミュータントか?!)

電気会社のホームぺージにも、どうやって光熱費を減らせるか?みたいなページがドンと出ていて、電気会社ですら、光熱費の上昇の対策として節約しろ、と言うことか?と思ってちょっと見てみたが、電気会社なので、どちらかと言うと、断熱材をいれる、とかソーラーパネルを使用する、とか窓の隙間を埋めて密閉率を上げるとか、専門的な目からみた高くつきそうな、対策が提示されていた。

はあ、世知辛い世の中になったものだ。

ところで、今日はあちこちでもみの木が販売されていた。
みんな好きな大きさのもみの木を購入して、巨大みかんの網?みたいな網でもみの木を包み込み、木が広がらない様にしてヨッコラヨッコラ運んでいた。

あークリスマスの季節になったんだな、って実感する。

 

 

にほんブログ村 海外生活ブログ ベルギー情報へ

にほんブログ村 外国語ブログ フランス語へ
にほんブログ村

ブリュッセルからボンジュール - にほんブログ村

タイトルとURLをコピーしました