山形の山寺、ご存じだろうか?
山形駅からJRで20分程度。ここは本数もそこそこありアクセスはしやすい。
断崖絶壁の上にお堂が立てられていて、1000段のも階段を登っていて初めてたどり着く。
「山寺」という呼び名は通称で、正式な名前は「宝珠山 立石寺(ほうじゅさん りっしゃくじ)」と呼ばれるらしい。約33万坪もある広大な山の斜面に、大小約30もの堂塔が点在する様子は壮観だ。
ここが、本当に素晴らしかった。
入口の所で、こんにゃくの煮つけが売っていて、つい買ってしまう。笑。
力こんにゃくって書かれていて、よく味がしゅんで美味しかった。
私たちが行った時はまだ雪がかなり残っていて、やや滑りやすい足元になっていたので、慎重に階段を踏みしめて登って行った。
1000段とはいえ、2時間くらいかけてゆっくり上るので、それ程キツい感じではない。
途中途中に「今何段登りました。あと何段です。がんばってください」みたいな看板が立ててあって、疲れた体を後押ししてくれる。
外国からの観光客もかなりいて、ちょっと驚かされた。
こんな辺鄙な所までよく調べてきたなあ・・・
静かで、敬虔な気持ちにさせられる。
すれ違う方から「こんにちは」って声をかけられる。
途中に石地蔵さん達がたくさん置いてある。
おお、こんなところに松尾芭蕉が。
かなり登ってきた。
もうすぐ頂上
この石段を登ったらやっと頂上!
紐が手すりになっていて、ちょうど雪で滑るので、これで体を支えながら登った。
ともかく、本当にステキ過ぎて感激。
こんな素敵な場所があるなんて。
がんばって登ったからかもしれないが、心が洗われる気がする。
山の上からの絶景は形容のしようがない。
もし行く機会があれば是非是非。