ドレッシングが美味しくない・・ベルギー。

ベルギーについて

先日いつもの通り土曜日の買い出しにカルフールに行っていたら、会社のトレーニーの子たちに会った。

うちの会社はトレーニーという日本から若い従業員を海外に送り、1年間の研修?という名目でガッツリ仕事をさせられる(笑)、という制度がある。研修生なので、費用は日本持ち、というのが海外にとってはうれしいところで、今年は割とたくさんのトレーニーたちがブラッセルのオフィスに配属されていた。

出会ったのは2人組の若い男の子たちで、アパートホテルに滞在しているんだけれど、今日は食材を仕入れに来ているらしい。その子たちが私に気が付いて、軽く挨拶をしてくれ、それからこっちの方へやってきて

「なにか美味しいドレッシングのお勧めはないですか?
この前買ったんだけれど、あまりおいしくなくって・・・」

あらまあ、最近の子はちゃんとお料理するんやねー。
それもドレッシング!!

お野菜を食べよう、という心がけもえらい!
なんだか質問が女の子みたい(笑)
いやー、最近は本当にマメな男の子が増えたと思う。時代だろうかねー。
(と、全く関係ない所に感心してしまう私・・・・)

でも、確かにドレッシングって長い間、買った事がない。だってまずいもん。笑。

「うーん、どれも美味しくないよ。ゴメン、お勧めはできないかも・・」

「えー、じゃあ普段はどうされてますか?」

「オイルとお酢で自分で作るか、マヨネーズか、日本食材店で買ってきたキューピーの深煎りごまドレッシング、の3択かな?」

「はあー。なるほど。いや、深煎りごまは間違いないですね!」

と言って去っていったんだけれど、そう、最初にベルギーに来た時はいくつかドレッシングを試した事がある。どれもお酢がきつかったり、変にクリーミーだったり、味が濃い過ぎたり、で毎回買って葉一度か2度サラダにかけて、あとはシンクに流してしまう(ゴメンね!)、っていう食材の無駄使いを繰り返し、結局ドレッシングはあきらめた、という経緯がある。

逆にオイル、お酢、コショウなどの香辛料の種類が半端なく多く、手作りのドレッシングは工夫次第で美味しくなるし、何度作っても違うのができるので、飽きない。

オリーブオイルもかなり高いバージンオリーブオイルも普通に棚に並んでいるし、お酢もリンゴ酢、ワイン酢、バルサミコ酢など風味の違うものがたくさんある。お酢でなくてレモンをにしてみたりライムにしても違う風味が楽しめる。

私はドレッシングにコショウを少し入れるが好きなので、コショウも黒コショウ、白コショウにとどまらず、4種類の混合とか赤いのとかを少し入れるとその時の気分に応じた美味しいドレッシングができる。辛子もたっくさん種類があるので、ここへ酸味の効いたマスタードを入れても美味しいドレッシングになる。

私の好きなのは、オイル、お酢、コショウ、の定番の中に玉ねぎを少しすりおろしたのと、リンゴ、人参をすりおろしたのを少し混ぜたのがお気に入りだ。ややパンチがあって、でも甘みがあって、どんなサラダにもよく合う。すりおろすのが面倒なので、気が向いたら作る笑。

日本風にお醤油を入れても美味しいし、ごま油でも美味しい。
ともかく、簡単だし、その日の気分で作れるので、ドレッシングは基本作る。

という事で、ベルギーには美味しいドレッシングは存在しない、と思う。笑。
多分、自分で作れ、という事なんだろう。(ほんまか?)

ちなみにドレッシングはフランス語で通常「Vinaigrette ヴィネグレット」っていう。
Vinaigre ヴィネーグルがお酢、という意味なので、もともとはお酢の薄いのをかける、と事だったのかもしれない。
最近は「Dressing」とそのまま使っているのもよく見かける。
まあ、お年寄りたちがアメリカナイズされた、と言っているのでそうなのかもしれない・・・

結局、作ってしまうので、買おう、という気持ちもなくなって最近はどんなドレッシングが売っているのかも知らない。

最近はいろんな新しいものも出てるし、ラインナップもどんどん新しくなっているので、もしかしたら美味しいドレッシング、あるのかも?

もし、あれば逆に教えてほしいです!

 

 

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