美味しいジャガイモ、見つけた♪

食べること

ベルギーの冷涼な気候がジャガイモの生産に向いているらしく、ベルギーは世界でも有数のジャガイモの生産量を誇る。普通のスーパーでもともかくたくさんの種類のジャガイモが並べられている。

日本でも時々リンゴに「フジ」とか「スターキング」みたいに書かれていることがあると思う。それと同じでじゃがいもにもそれぞれの種類に名前がついている。スーパーのジャガイモのコーナーに行くと、「じゃがいも」という名称ではなく、「シャーロット」とか「ニコラ」とか言ったじゃがいもの種類が明確に記載されている。

これってすごくない?
ジャガイモの種類で分けて売っているなんて(笑)さすがジャガイモ大国ベルギーだ。
それに、ジャガイモの種類を見て購入するイモを選べるようになった私も自慢したい気分だ(笑)
じゃがいもの名前は、とても女性っぽいかわいい名前。そう、じゃがいも、は女性名詞だ。

何度か色々挑戦してみて、経験上知っているのは、ニコラとかビンチェはフライドポテトとかオーブンで焼くとホカホカの美味しいお芋になる。でも煮物には向かない。
ラットとかグルナイユは小さなイモで皮を剥かずそのまま湯がく。しっかりした実で美味しい。
私が好きなのは、グルナイユとかシャルロットっていう煮崩れしにくいタイプのジャガイモだ。
コクがあって美味しい。

袋の表にどの種類か書かれているので、いつもこのタイプのジャガイモの種類を選んで買うようにしている。

10月頃だったかな?一度カルフールで、倉庫のストか何かで物が全然入って来ない時期があった。1週間くらいで収束するかなと高をくくっていたら、なかなか長引いて棚ががらがらの状態が続いた。

その時、いつも買っているジャガイモの袋がなくなってしまい、とりあえず残っているのを買った。
ちょっと高め?だけど仕方がない、まあいいっか。

ところが、これが、思いの他美味しかった!
袋を見てみると、Ferme Dupontのアナベル、というジャガイモだった。

美味しい🥔

それから、今度はこのジャガイモを目当てに買いに行った。
ところが、このデュポンのアナベルはいつもある訳ではない。
う~ん、せっかくアナベル目当てで買いに来てるのに、なかったらちょっとがっかり。
この一文だけをみると、ジャガイモの話題ではないみたいに見える(笑)

それ以降、デュポンのアナベルがお気に入り♪♪

ここのジャガイモは本来のイモの味がしっかりあって、水っぽくなく、煮崩れしにくい。けれど、適当な柔らかさを保った感じ。
上手く表現できないけれど、ともかく美味しいジャガイモだ。お勧め♪(って誰が喜ぶ?ジャガイモの品評?・・・)

あ、そうそう、ベルギーでは2.5kgの袋が一般的だ。
初めてこっちに来た時はこの大きさにびっくりしたものだ。
八百屋で店の前に盛っているジャガイモを3つ取って袋に入れて買おうとしたら、店員さんに笑われたこともある。あの頃はかわいかったなあ。懐かしい。

ところが今では全然平気(笑)2.5kgなら、10日から14日くらいで食べきってしまうかな。問題なく、デッカイ袋をボンとカートに放り込む。人って環境には慣れるものだ。(環境か??)

それにデュポンのアナベルには、ストのお陰で出会う事が出来た。(だから、じゃがいもっぽくないって!)
人生の出会いって言うのは不思議なものだ。
(そんな大げさなものか?!)

 

 

 

 

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