お天気が良くなってくると、テニスとかサッカーとかスポーツをする人も見かけることが多くなってくる。冬の間、寒さを避けるためにテニスコートも覆っていたカバーが外れ、テニスウェアの人達をたくさん見かけるようになった。
お天気がいいって気持ちいい♬
昔、サンカントネール公園の近くに住んでいたことがあって、サンカントネール公園の端っこにペタンクの球技場って言うのかな?四角く囲ったそんな場所があった。
最近は見なくなったけれど、私たちのいた20年くらい前は、季節が良くなるとまあまあお年を召した方たちがペタンクに興じていた。
ところでペタンクって知ってます?
ウィキで調べてみよう。
おお、日本語もある!
—
ペタンク(pétanque)は、フランス発祥の球技。ペタンクの名称は、南フランスのプロヴァンスの方言「ピエ・タンケ(両足を揃えて)」に由来する。スポールブールやプロヴァンサルゲームをベースに1907年に考案されたとされている。
テラン(コート)上に描いたサークルを基点として木製のビュット(目標球)に金属製のブール(ボール)を投げ合って、相手より近づけることで得点を競うスポーツでもある。
—
ということだ。小さい丸い球がビュットと呼ばれる、目標の球。
それに各自が自分の金属の丸い球を転がせて、一番このビュットに近いところへ金属の球が止まった人が勝ち、っていうゲーム。
ところが、転がすだけでなく、他人の球をはじいて妨害してもよい。
ちょっと前にカーリングってスポーツが急に脚光を浴びた時期があったのを覚えているだろうか?何がきっかけだったのかはよく知らないんだけれど、今まで聞いたことのないこのスポーツ、ルールを聞いた時に「あっ、ペタンクに似てるな」って思った。
そう、他人を蹴落としながら(笑)一番近いところへ飛ばす、っていうコンセプトは同じだ。
なので、カーリングになじみのある人だったら、それの金属ボール版って思えばわかりやすいかもしれない。
体力もいらないので、老人でもできる。きっと、日本のゲートボールの感覚に違い、お年寄りの方に人気のあるスポーツなんだろう。
昔の話だけれど、一度会社でランチタイムに「会社の外の芝生のところでペタンクしないか?」っていう話になり、その時のランチ仲間でペタンクをすることになった。
もともとの発祥がフランス、っていうこともあり、その時にいたフランス人の人2人が言い出しっぺで、喜んで「マイ・ペタンク」をもってきてくれて、どうやって投げるとか、ちょっと回転させるとよい、とかちょっとしたコツを教えてくれたりした。
ちょっと練習した後、練習では物足りなくなった私たちは、ではゲームをしよう!ってことになり、フランス人二人と日本人二人で、フランスチームと日本チームで戦うことになった。
ちょっとハンデをもらったかな。
最初は断然フランスチームが強くて、偉そうにあれやこれやうんちくを垂れていた。そうフランス人はうんちくが好きだ。笑。
それに、フランス人二人はその当時マネージャーさんで、私たちはローカルの日本人女子だ。
ちょっと偉そうにしたかったんだろう。
ところが、最後の試合で、何の偶然か日本チームが勝った!笑。
これはどちらも予想していなかったけれど、まあ、ビギナーズラックってやつでしょうか?
うまく相手の球を弾き、いい位置をキープできた。
まあ、その時の彼らの慌てふためきよう!
そんなずいぶん年上だし大人なんだからそんなにムキにならんでも笑・・
大人げないなあ・・笑。
今でも思い出したら笑える。☺☺☺☺
今でもペタンクをみたら、当時のことを思い出す笑。
最近はちょっと下火?時代の流れだろうか?
あんまりペタンクをしている人を見かけなくなくなってしまった。
日本人って手先が器用だし、こういう飲み込みは早いほうだと思うので、ビギナーでもまあまあうまくいく感じがする。
ルールは単純だし、試合になるときゃあきゃあ騒いで楽しいので、機会があれば是非お試しあれー。