退職するちょっと前、会社のPCをきれいにしとかなくっちゃ、っと思って古い書類とかメールとかをせっせと消去していた。
その中に古い日本人のお友達のアドレスがあり、あれ、彼女どうしてるんだろう、って思って、ダメ元でメールを出した。古いhotmailのアドレスだったのでメアド自体がまだ使えるかどうか・・・
そうしたら、まあ、連絡が来た!よかった。メアド、生きてたんだ。
それで、久しぶりに会いましょう♪って運びで、今日、彼女に会いに行ってきた。
もともとは彼女のベルギー人の旦那様と職場の知り合いだった。奥さんが日本人、ということで彼女と出会った。彼女は当時、語学学校で日本語を教えている経験豊富な有名な日本語教師だった。日本人学校でも時々教鞭をとったりもしていた。
そんなまだ若き時代。旦那様と職場で知り合ったのは、まだ上の子が生まれて間もない頃。
それから下の子も生まれ、子育てに、仕事に、と忙しい日々を送っていた。
その当時、子供たちに日本語を教えたい、っていう話題でちょっと盛り上がっていた。
というのは、日本人幼稚園もなかったし、日本人学校は6歳からだ。
こっちで生まれ育った幼稚園くらいのハーフの子供たちの日本語を教えるのは日本人のお母さんの役目。でもどこの家庭もお母さんはお仕事をもちながら、現地の学校に送り迎え、他に習い事にも通わせ、その上日本語、となると全然手が足りない。
それに現地校に行きだすと、子供たちの現地での言語が格段に上達する。
友達としゃべり、遊び、先生のいうことを聞き、一緒に何かする。
それに比べて、日本語に触れる時間が短すぎる。
お母さんとの日本語なんて限られている。
そんな悩みを持ったお母さんたちがあつまり、子供を集めて一緒に日本語を教えよう、っていう活動を彼女たちと一緒に始めた。
多分その時の言い出しっぺは彼女だったのではないか・・・
それか、日本語のエキスパートの彼女を中心にやろうとしたのか、記憶は定かではないけれど、ともかく彼女と、同じくらいの子供を抱えたお母さんたち数名と一緒に毎週集まって日本語でなにかやろう、ってことになった。彼女とは、その時のご縁だ。
ビルの一室を借りるか、もう一人のお友達の事務所の片隅を貸してもらうか、そこへ集まり持ち回りで何かイベントをする、というのがその当時のコンセプトだった。
当時の企画者の人たちと一緒に集まり、企画を考え、場所を考え、季節を考え、いろいろと企画をして、一緒にやった。色々考えて持っていくんだけれど、まあ、相手は自分の子供を含む5歳以下の子供たち。うまくいったり行かなかったり・・・反省点もたくさんあったけれど、楽しかった。多分もう26,27年前の話だ。なつかしい。
その時立ち上げた会は、プチポンと名付け、それは私たちが卒業した後も、他のお母さんたちが引き続き、まだ続いているみたいだ。うれしい。
そんな彼女と昔話に盛り上がった。
彼女は、今は、お習字を習い、お茶をたしなみ、俳句の会を作り、とても日本文化に造詣が深いし、貢献されている。
もう今はお仕事として日本語を教えてはいないみたいだけれど、そうやって習い事に時間を費やし、ブラッセルの美術館・博物館年間パスを購入し、ご主人と一緒にあちこちの美術館、博物館をめぐり、とても充実した生活を送っている。
そんな感じで昔話で盛り上がっていたら、
ーせっかくなので、お茶をたてましょうか?
ーえっ?!!
ということでな、なんと、自宅でお点前を披露してくれた。
すごい!!
茶器とかお道具も本格的。
入れ方も袱紗も本格的。
よくわからいので、うまく言えないけれど(笑)ともかく全部本物だ。
所作がさすがに美しい。袱紗を折ったり、そっと拭いたりするしぐさですら、一連の流れの中で、凛とした気品を感じる、

お茶菓子もちゃんと用意してくれていた。
誰かの手作りらしい。これもすごいね。
途中で、お菓子をどうぞ、と言ってくれて、そのタイミングで食べるとちょうど食べ終わった頃にお茶が出てくる。茶道って、面白いね。

ということで、なんだか違う世界にワープしたみたいな気分?
イースターの日に、ケーキと紅茶でおしゃべりをして、最後は抹茶でしっとりと締めくくり。
素敵な一日でした♪
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