メトロに新車両が登場!

ベルギーについて

新車両が登場した。M7と言うらしい。名前はかっこいい。

説明資料を見ると、

6車両編成、742~758席(M6は716席)、
170トン(M6は160トン)、ドアの幅1.6m (15cm長くなった)
16 X 135 kW
云々。。。

ふむ。。。M6との比較を掲載しているところなど、「ほおーすごい!」と言う感嘆の声を期待しているのだろうが、実際は、特に機械にも車にも電車にも詳しくない私のような一般の乗客にとっては、「ふ~ん、そっか・・・。」くらいの感激度しかない・・・ごめんね。

でも、今日、この新しい車両が実際に走っているのを見た!
私の乗る方向ではなかったので、見送ってしまったが、びっくりした事がある。

ドアの開閉がオートマティックになっていた。

日本に住んでいる人は、はあ? 普通やん! と思うかもしれないが、ブラッセルの住人だときっと「えっ、ほんと?!」って喜んでくれると思う。

大体、電車、バス、トラム、どれもドアの開閉は、自分で行う。
ボタンを押したり、ドアについている取っ手をひっぱたり、する。
初期の頃はこればわからず、トラム、メトロに乗れず、涙した事もある、😢😢
あの頃は若かったなあ(笑)

随分前だが、その頃のトラムには、ドアの開閉用にドアの横に細長いゴムの様なものがついていた。
当時、トラムが来て、ドアを開けないといけない、と言うのはわかっても、開けるためのボタンっぽいヤツがどこを探してもない。えっ、えっ、えって思ってオロオロしていたら、トラムはそのまま行ってしまった・・・
くやしい!!

次のトラムを待っていると、乗客が増えて、他の人がその細長いゴムを押していたので、ここで学んだ。日々新しい発見のある頃だった。
心の中では文句たらたら、なぜ、あの細長いゴムが開閉用のボタンだとわかる?どう見ても衝撃吸収のプロテクトやん、普通、押すヤツって丸い形やろ~。って叫んでいたけれど(笑)、ニコっとして乗り込んだ。

メトロは、少し乗客が多いので、誰か他の人が開けてくれるので失敗は少ない。
ただ昼間にドアを開ける事が出来ず、乗り過ごした経験はある。
だって、ボタンだったり、引き戸だったり、カチっと上に動かすヤツだったり、色々バラエティーに富んでいるんだから、オロオロしているうちに電車は出てしまうのだ。

最近でこそ、そこそこわかりやすいのに統一されてきたけれど、本当に昔はひどかった。
好き勝手に、いや、自由な発想でデザインされていた。

タクシーですら、自分で開ける。
これは、日本に帰った時、反射的に自分で開けようとして、ドアとぶつかりそうになった。😢
逆にタクシーの前でボーっと立っている日本人を見かけたことがある。わかるわ~!!

ともかく、自慢じゃないけど、この30年間ドアを開け続けてきた(笑)
ここにきて、メトロのドアが自動で開く、と言うのだ。

すごい!

これは758席、17トンって言いう情報より感激する!!

で、新車両が走っていく姿を見ていると、各ドアに「自動で開きます」って言うシールがベタベタ貼られていた。笑える!
でないと、ドアを開くボタンがない、取っ手がない!ってみんながオロオロするかも(笑)

 

 

 

 

にほんブログ村 外国語ブログ フランス語へ
にほんブログ村

にほんブログ村 シニア日記ブログ 60歳代へ
にほんブログ村

にほんブログ村 海外生活ブログ ベルギー情報へ
にほんブログ村

タイトルとURLをコピーしました