ふと気が付くともう2月16日ではないか!バレンタインが過ぎている・・・
日本ほど騒がないせいか、近くにバレンタインに浮かれる年齢層がいなくなったせいか、仕事が忙しかったせいか、つい気が付かないうちに過ぎてしまった。
欧米でバレンタイン、というと特に女性から男性に何かをする、という事はなく、両方でプレゼントを交換、みたいな日だ。そういえば、スーパーでもショッピングモールもバレンタインの装飾が施され、ハート型の小物が売り出されていた。
にもかかわらず、スルーしてしまった。よっぼど気にしていなかったんだろう笑。
ということで、全く関係ない話題を(笑)。
最近、直接刻印が押してある野菜やフルーツを、スーパーでよく見かけると思う。
私の家の近くのCarrefourや、Delhaize だと、Bioの食材がこの直接刻印のシステムになっている。
この野菜やフルーツの表面に直接刻印を押すのを「ナチュラㇽ・ブランディング」と呼ぶらしい。よく見かけてはいるけれど、そんな名前があるなんて、知らなかった・・・この前偶然何かのアーティクルを読んでいて見つけた。ほおー。なるほど、あの小さなシールはブランドの表示なんだ。(消費者としてはあんまり気にしていないけれど笑)
この直接刻印を押す技術がかなり前に既にスウェーデンで開発され、アッという間に世界中に広まったらしい。まあ、エコだからね。
特に、SDG 、サステナビリティ、カーボン・ニュートラルが叫ばれる昨今、欧米に広まり刻印を直接プリントすることにより、パッケージングに使われるプラスティック系の受け皿、ビニール、ラップなどの包装を削減できる、というのは魅力だ。
それに、果物に直接貼っていた小さなシールも削減できる。そういえば、リンゴやマンゴに小さなシールがご丁寧に貼られている。確かに、紙もいるし、粘着用のノリもいるだろうし、簡単にはがれてはイヤだけれど、あんまり引っ付きすぎても困る。きっとこういう所にも技術が使われているのだろう。でもこのシールをなくすだけで、かなりのCO2低減に貢献できるらしい。
この記事によると、2010 年から 2013 年までで、従来の紙ラベルに比べて二酸化炭素排出量を 99.9% 削減する効果があることを実証したらしい。これはすごい。
英語ではレーザーラベリング、と書かれているけれど、仏語の方は、果物、野菜のタトゥー、って書かれていた。
面白い!言葉の選び方が上手い!これは気に入った!
でも、これで野菜や果物のブランディングだけではなく、価格の表示も可能になって、スーパーのセルフスキャンすることができれば、価格表も必要なくなるかもしれない。
レーザープリントの技術が発達し、落ちにくい上、細かい模様も再現が可能になれば遠い話ではないだろう。
今スーパーで見るのは、かぼちゃとかサツマイモとか、皮のぶ厚そうなの?とかキウィとかきゅうりもあったかな。文字もBIOとか単純なのが多い。
そのパッケージやシールのコスト削減が、価格にも反映されたら、消費者としては嬉しいな。
このお野菜のタトゥー、少しずつ浸透している感がある。
日本はどうだろう?
という事で、バレンタインとは全く関係のないお話でした♪