最近、日本語ブームなのか、日本語を勉強している、って言う人によく会う。
よく聞くのが、Duolingoでやってるって言う人。
Duolingoっていうアプリなんだけれど、これは日本語だけでなく、他言語を勉強している、って言う人も良くいる。アプリだから携帯からもアクセスできる。初めての言語を学ぶのに、語学学校に申し込んで、授業の時間に出向く手間がなくて手軽でいいのかもしれない。空いた時間にちょっと勉強、っていうのも可能だし、完璧でないにしても、とっかかりには良いと思うし、基本、単語を覚える単語帳としては良いシステムだろう。
そうそう、最近知ったんだけれど、Duolingoの中にひらがな、カタカナ、漢字の「書き順」を勉強できるアプリもあるらしい。これは、すごい！
うちの子供たちでも、ひらがな、カタカナ、漢字、ある程度は教えたし、本も読んだりして形は覚えているみたいだけれど、書き順がめちゃくちゃだ。笑。
それに、教えるのも面倒なので、少々間違っていても形がちゃんとできてればまあいいっか、ってなってしまう。
子供たちもこういうゲーム感覚で正解、不正解がはっきりしているものを好む傾向にあるので、これはいいと思う。特に海外で生まれ育った日本人ハーフの子供たちにとっては朗報だと思う。だって親にゴタゴタ言われるより（笑）、自分で携帯でシャカシャカやれるって言うがいい。結果もすぐ出て、モチベも保てる。
あと、最近、アニメが好きで、アニメを見て日本語を覚えた、って言う人達にも良く出会う。
アニメから日本語を覚えた人達って言うのは、昔「日本語を勉強しています。」と言っていた外人さん達とは違うボキャブラリーで話しかけてくるので、面白い。
以前は、日本語初心者のかたたちは、「こんにちは。私の名前は○○です。私はベルギー人です。私は28歳です。私の仕事はエンジニアです。」みたいな、教科書にかかれてある通りの主語、述語が完璧な文章で話しかけてくることが多かった。
アニメ派の人は「ごきげんよう」「やべー」とか「どうじゃ？」とか変な語彙を持っていて、質問もこっちが答えに窮するようなマニアックなものが多い気がする。
以前、前働いていた会社の受付に東欧系のめちゃ美人さんがいて、日本人出向者の人たちが好んで用事もないのにしゃべりに来ていた。かわいい彼女は「日本語教えて♡」といってみんなに色々聞いていて、みんなメロメロになっていた。
おかげ様で片言の日本語をしゃべり、「オハヨゴザイマス💛」とみんなに話かけていて、本当にかわいらしかった。
ある日、受付で「じゃあ、今日来る人達のリストがこれだから、よろしくね」って渡すと、な、何とあのかわいい彼女がニッコリ微笑んで、流暢な日本語で「カタジケナイ！」って言ってくれた。笑。
こっちが笑いこけると、キョトンとして「日本語でありがとう、の丁寧語じゃなかった？この前○○さんから教えてもらったんだけれど。」
ひどいヤツがいるもんだ。笑・・
日本語を学ぶ人は苦労されているみたいで、昔、そんな笑い話をみたことがある。
一つだけすごい記憶に残っている大好きなネタがある。
「”どんより”、という単語を使って文章を作りなさい」って言う問題があって、まあ「どんより」は難しい表現だ。外国人の人にはむつかしいだろう。ところがその解答が
「ぼくは、うどんよりそばが好きだ。」
笑。天才やと思ったわー。
この前、上の娘ちゃんと一緒にメディ・マーケットって言う大きなドラッグストアがあるんだけれど、そこへ行って、私の好きな保湿クリームやら、洗顔やら二人で買って、レジを待っていた。
レジに来ると、レジのお兄さんが「あ、日本人？」って聞いてきたので「ウィ、日本人よ」
「そうですよね。話をしているイントネーション、響きから日本語かなって思いましたよ。
僕、アニメが好きでよく見ていて、ちょっとだけ日本語がわかるんですよ。
アニメを見て独学で勉強して覚えました。」（って仏語でしゃべってるんだけれどね。）
そっか、レジを待っている間、お姉ちゃんとしゃべってたからねー。
会計をしている間も良くしゃべる定員さんで、どれくらい前にアニメにはまった、みたいな話をしてくれていて、見た目もちょっとオタクっぽい人？で、ずっとしゃべっていた。お会計が終わって、支払って帰る時に、そのお兄ちゃん、「日本語だとこうかな？」って、ちょっとはにかみながら日本語で挨拶をしてくれた。
「・・・・サヨナラ、
じゃーな！」
笑。
めっちゃ発音は良かったけれど、薬屋さんで使うのにはちょっと適してないかも笑。
