黒澤映画がkinepolisで😲!

ベルギーについて

ご存じですか?

あの黒澤明監督の映画が、それも一本だけではなく数本の映画が、このベルギーの映画館でこの夏、上映される!

すごくない?

1950年から60年代の映画。いくつかはまだ白黒の時代だ。

そんな時代のそれも海外の果て、言葉も文化も全然違う国の映画が、この欧州で2025年の今、取り上げられて放映される、ってすごいと思う。

それに、この古い映画が今でも楽しく観れる、というのはさすが黒澤明。
役者さんのセリフがいいよね。

今でも痛感できたり、にやりとさせられたり、どこか共有できるものがある。
その時代も今も人間同じなのかーって思ったり。

すごいなー、あの時代にこれだけのものを作り上げるなんて。

ちなみに、私たちは、日本では全然興味なかったけれど(ごめん!)、30年前(!)欧州の片隅にやってきて数年過ごしただけで日本語に飢えて、ともかく日本語のものは隅から隅まで読んだし、時々来る日本映画もわざわざ見にいった。その当初ビデオレンタルショップに黒澤作品、小津作品、などが置いてあって、まあびっくり!喜び勇んでそこにおいてあるビデオは全部制覇しました(笑)。

その当時に寅さんにも出会い、寅さんシリーズのかなり見た。笑。
日本にいた時は、時々3本建て!、とかの映画を見に行っていたことがあって、それって2本見れば元が取れるくらいお得なお値段になっている。最後に寅さんの映画がついていたりしたんだけれど、そんな場合は3本目の寅さんは見ず(笑)帰ってきたりしていたので、寅さんシリーズもベルギーに来るまでは見たことがなかった。

黒澤映画はさすがに、有名だったので、テレビで放映されていたのを見たけれど、小津安二郎、溝口健二の作品は、ベルギーに来てから初めて観たと思う。
それでも今まで見たことがない黒澤作品もたくさんあって、ベルギーで毎週の様に、黒澤、小津、溝口の作品に没頭していた。笑。

今やレンタルビデオ屋さんもなくなったし、ビデオそのものも市場から消え、後続のDVDですらもう見なくなった。ネットで何でも検索できるし、見れるようになった。
逆にそうなると、またわざわざ古い映画なんて見なくなる。

でもまた一周して、映画館で大画面で黒澤の作品が帰ってきた!
あの迫力を味わえる!

キネポリで、7月10日から8月5日まで。

Kinepolis Belgique |
ご興味ある方は是非♪

 

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