最近、日本人に脚光が当たってる??

ベルギーについて

いやあ、最近、日本人にちょっと脚光が当たっている気がする・・・笑。
もちろん昔からベルギー人は基本、親日の傾向が強くて、皆さん日本をほめてくれる傾向にあるのだが、最近、そんな出来事に次から次へと出会った。

最初は8月6日。
朝、会社に行く道、車の中のラジオを聞いていると、その日は広島、長崎に原爆が投下されたため、多くの人が亡くなり、また生き延びたとしてもその被ばくの後遺症に悩まされている、というニュースをやっていた。

それが、私たちが聞いているのは音楽のチャンネル。
毎朝10分程度、音楽以外のニュースを流してくれる。
大抵、地方のニュースがメインで、どこかで殺人があったとか、水害の被害の人のインタビューだったり、学校が始めで子供たちの声だったり、まあ地方色豊かなニュースが多い。

そんなところで東の端っこにある小さな国のそれも80年前の出来事のニュースを流すなんて、本当に珍しい。それも、原爆から生き延びたけれどその後ガンで苦しみ、その娘、孫まで原爆の影響で健康に被害が苦しんでいる、というインタビューを仏語に訳していた。

ナレーターの方はその孫まで被害が及んでいる、という所にこの戦争の被害の大きさについてコメントをしていた。これはすごいな、て思った。

こんなローカルの番組のニュースの一つにあげられるなんて、日本のプレゼンスが上がってきたのかな?って思いながら、その日が過ぎた。

その記憶がまだ残っているその翌日。
ちょっと所要で、レンタカーを借りにいった。そこで担当のお兄さんに「日本人?」って聞かれて「はい、日本人です。」っていうとにニコニコしながら、「えー日本人?そっか。僕、日本人は大好きなんだ」と本当にうれしそう。レンタカーを借りに来る日本人ってそんなに多くないと思うんだけれど・・・ちょっと自慢気に「こんにちわ。」って日本語でしゃべってきて、丁寧にお仕事をしてくれた。

数時間だけ借りたので、お昼前に返却にいったら、同じ人が対応してくれて支払いも済ませ、鍵を返すと「アリガト・コザマス」ニヤッとして、こっちの反応を見ている。
仕方がないので「日本語、上手ですねー」って言ってあげると嬉しそう・・・笑。

それから、その日の夕方、娘ちゃんが友達とバーベキューをするのに、ちょっといいお肉を持っていく、というので、わざわざ滅多にいかない(笑)ロブまで足を運んだ。

彼女は山ほどバーベキュー用のお肉を購入し、私はせっかく行ったので、エシレのバター、美味しそうなオリーブオイル、ダマン・フレールの水出し紅茶、ともかくロブでないと買えないと思われる食材を少し購入。

レジを待つ間、あれやこれやと主人としゃべっていると、私の前で待っていた品のよさそうなおじいさんがニコニコしてこっちをじっと見ていて、「どこの国の言葉かな?」って聞いてきたので「日本語です。日本人なんですよ」って言うと、まあうれしそうに「あー日本。いい国だね。是非、行きたいと思っている。そうそう。「コンニチワ」であってるかな?」と日本語で「コンニチワ」と発音して嬉しそう。
また主人をしゃべっていたら、本当にニコニコしてこっちを見ている。なんだかもっとしゃべりたそう・・気恥ずかしくてしゃべれなかったわー。

でも日本、という国についてとても良い印象を持っているんだなーっていうのが上品な仕草の中で、ヒシヒシ伝わってきて何となくうれしいような、気恥ずかしいような。

 

こんなに立て続けに日本人ラブの人達に出会うと、日本という国が認識されて、かつ日本人のマナーの良さが伝わっていて、良い印象を与えている、というのは日本人としてこんなにうれしいことはない。

きっと一人や二人の良い人達に出会っただけではこんなにあちこちでよい評判にはならない。
国民全体の国民性で、どこに行っても、日本人の親切さ、マナーの良さ、人あたりの良さは評判なんだ。

日本人として誇りに思うし、嬉しい。

 

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