語学学校 フランス語

フランス語

ベルギーに来て、フランス語が必要だ、と実感した。
そりゃそうだ。言葉が通じないと何もできない。

語学学校を探して、初めてフランス語を習おうと思った。
日本で外国の人が日本語を学ぶようなものだ。

こっちの語学学校に行って、びっくりしたのは、初心者クラスのフランス語のフも知らない私たちに、先生は、全てフランス語でしゃべっていた(笑)。

教科書に載っている所は、辞書の力を借りてナントカ意味はつかめたが、それを説明している先生の言っていることが、全くわからない。
仏語がわからないから来ているのに、なぜわかる?

でも、えらいもので、1か月もすると、だいたい何を言っているのか、勘でわかるようになってきた。
教科書に沿ってやっているので、テーマがわかる。日本人の得意な空気を読む、というやつで、あくまでも勘で、流れをつかんだ。

同じクラスにいてもスペイン人とか、イタリア人はめちゃ早い。
習っていない単語もめちゃ知っていて、どんどんしゃべる。
先生の言う事もほぼ理解していて、質問したり、自分の意見を言ったりしている。

ポーランド、ロシア、あとリトアニアとかアルメニアとかあのあたりの人達も、上達が早い。語学学習能力が高いと思う。

日本人は、ともかく、言ってることを聞き取るのが苦手だ。発音が聞き取れない。
しゃべる時も、え~、とかあ~、とか考えながらしゃべるので、流暢ではない。

でも、グラマーは意外と得意。
筆記になると、あのペラペラしゃべるスペイン人よりいい点を取ったりして、彼らをびっくりさせる。

語学学校のクラスでスペイン人の人と仲良くなって、知っている限りの単語を集めて、よくおしゃべりした。
おしゃべり、というか8割は彼女がしゃべるんだけれどね。でもこっちの話も根気よく聞いてくれる。
一点だけ、難点があって、なぜか、彼女は「ザジズゼゾ」を「サシスセソ」と発音する。

彼女のいう「Vous avez」ブ・ザヴェ は、ブ・サヴェ と発音され、
ブ・サヴェ と言われると 「Vous savez」に聞こえる。

彼女は「持ってる?」と聞いているのに、私は「知ってる?」と理解していたので、よく会話が混乱していた(笑)

 

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