浅草キッド

思うこと

「浅草キッド」っていう映画をみた。
北野武の自叙伝っぽいヤツだ。

これがなかなか面白かった!
楽しくアッという間に時間が過ぎていった。

若い北野武を演じている柳楽優弥くん。

彼は、まだ子供時代にでていた「誰も知らない」っていう映画でカンヌ映画祭で男優賞を受賞している。
この「誰も知らない」という暗い?映画、実はすごい前だけれどブラッセルで上映されていたので、よく覚えている。

確かArenberg という映画館だったと思う。
この映画館は時々、マイナーなちょっと哲学的な海外の映画、所謂、ロシア、ドイツ、フィンランド等の作品とかを吹き替え無で上映していて、マニアックな人が好んで見る作品を観せてくれる、小さな映画館だ。

私はそんなに難しい映画は好きではないんだけれど、この頃は日本語なら何でも見ていた時期だったので(笑)、「日本語」というワードだけで魅せられて、見に行った。

暗くて救いのない映画だったけれど、主人公の柳楽優弥くんの演技が自然で透明感があって、ちょっと精神的に不安定な感じが印象に残っていて、海外でもカンヌで賞を取った、ということでちょっと話題にもなっていたし、その後も彼の動向を気にしていた。

その後、まあ皆さんご存じだと思うけれど、彼は体調を崩して、精神的にもやや弱ったりして、あまり見なくなった。テレビや映画にも出ていたんだろうけれど、当時はネットの環境もあまりよくなく、こちらでは見れなかったので、そのままずっと見ていなかった。

それが、今回この浅草キッドで再会!おおっ☆

私の記憶している子供の彼とは違っていたけれど、存在感のある、しっかり練習したであろう本当に上手い役者さんだ。

大泉洋は、水曜どうでしょう時代からのファン?だ。実は、DVDまで持っている(笑)
なので、大泉洋について語ろうと思うと、一時間くらい語れる(笑)けれど、今回はやめておこう。
この映画の中では、立て板に水のようなしゃべりで、師匠役、めちゃハマっていた。

門脇麦も、大好きな女優さんだ。
彼女は、ただただ、すごい。
色んな色が出せる役者さんだ。

ともかく、この映画はそれぞれの役者さんが上手で、上手くかみ合っていて、本当に面白かった。

昔は、インターネットがそれほど汎用ではなかったので、日本の映画とか、動画にアクセスできなかった。

ネットで見つけても、お金を支払う気満々だったのに、支払う事ですらできなかった時代があった。
最後まで行って、支払いの段階で、欧州発行のキャッシュカードは対象外です、みたいなメッセージがでて、購入させてくれなかった。(今でも多々あるけど。)
いや、もう日本発行のカードなんて持ってないし、口座も閉じてきちゃったよ。

だから日本語に枯渇していたので、何でも観た(笑)。日本で見た事のなかった小津安二郎の作品なんて、こっちでほぼ全作品網羅した感じだ。欧州の人はなぜかこういった映画が好きだ・・

最近は欧州にいても、いろんな物にアクセスできるようになって、便利になった♡

 

※画像出典:「浅草キッド」Netflix
https://www.netflix.com/be/title/81317135

 

 

 

 

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