二酸化炭素濃度測定器が設置されていた!

健康

前も書いたけれど、私たちは今3か所で空手を教えている。
学校が二か所とスポーツセンターが一か所だ。

先週、夕方この二つの学校の体育館に行くと、壁に「二酸化炭素濃度測定器」が設置されていた。
コロナ対策だ。

おおっ!
この前コロナ対策で換気を促す法令が出た所だ。
それも両方の違ったロケーションにある学校、どちらも同時期に設置ってなっていてびっくりした。

この速さがすごいと思う。
確かに測定器、必要やなあ、って思うけれど、日本だと、お伺い立てて、なぜ必要か、という書類を作成して、説明して署名をもらって、予算をやりくりして、父兄に説明してってかなりステップがいりそうな気がするんだけれど。
ともかく、体育館の二酸化炭素の濃度を測定し、対策を立てる、というのが学校に課されたルールなんだろう。決められたルールは従わなくてはいけない☺。

ともかくお正月開けて学校に行ったら、もう設置されていた。

今のルールでは二酸化炭素濃度1.000ppm以下に保つ、というのが基準だ。
体育館に入った時点ではだいたい600ppmくらいの所にいる。
ところが、生徒さんたちが集まり、体操が始まり、稽古が始まると、これがどんどん上昇していく。
後半になって、動きも基本から移動稽古になり、みんな、はあはあと苦しそうになってくると、1000ppmをオーバーする。

1000ppmを超えると、機械がピーピーとアラーム音を出して、お知らせをしてくれる。
換気をしろ、っていう事だ。

ベルギーはまだ冬だ。空手の稽古は夕方6時頃、外は既に真っ暗だ。外気温は1、2度。
借りている体育館でも裸足だと、底冷えがする感じがする。
練習が始まってやっと体がぬくもってきたら、耐えられるくらいの冷えだ。
これで窓を開けると、汗をかいた肌がヒヤっとする。かえって子供たちが風邪をひかないか心配なくらいだ。

それに、言い訳がましいが、私たちのクラブでは稽古前に必ず手指専用の除菌ジェルをみんなの手にポトポト落として全員の手殺菌をやって、終わった後の手洗いもやらせているし、マスクしたまま練習をさせているし、他のスポーツクラブに比べても優秀な方じゃないかな?

アラームがピーピー言っているので、窓を開けたり、ドアを開けたりしてみる。あんまり下がらない・まあ、1000ppmを超えても罰則がある訳ではないし、所謂自主規制だから、まあいいっか。。

結局、最後まで二酸化炭素濃度測定器はピーピー鳴っていた・・・ごめんね(笑)

今年は、本当、いろんな事があります・・・

 

 

 

 

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