そうそう、このセドリック・グロレのブッシュ・ド・ノエルのお話を書こう、書こう、と思っていたのに、ついつい他の事を先に書いてしまったので、すごい時期がずれてしまった。
なんで書きたかったのか、というと、これは本当に笑える！！ツッコミどころ満載。
正に関西人の私の好みの話題だからだ。笑。
まず、このセドリック・グロレという人。知る人ぞ知る、パリで超有名なブランジェリー（パン屋さん、ケーキ屋さん）のシェフだ。
彼の作るケーキは芸術的で美しく、クロワッサンとかデニッシュ系のパンもバターの層が乱れずともかくきれい。美しい。有名な所ではフルーツの形のケーキで、フルーツそのものに見えるんだけれど、切ってみると中はケーキになっている。
ともかく美しい♡
数年前に賞を取り、インスタ映えするその美しいケーキやパンは一躍有名になり、パリのオペラ通りのお店では、めちゃ高い値段が付けられているにも関わらず、毎日行列ができるほどの有名なブランジェリーだ。
彼のパンとかケーキがあまりにも高いので、値段が高すぎる事をグロレる、みたいな言い方が流行ったりしていた。笑。
それでも、お客さんが絶えないという事はやはり値段に値するくらいの繊細な味わいのあるパンやケーキなんだと思う。
このセドリック・グロレさんは、それくらい有名なパン職人さんなんだけれど、彼が今年、他のどのパン屋さん、ケーキ屋さんと同様、クリスマスケーキ、つまりブッシュ・ド・ノエルを販売した。
彼なら、きれいな色どり、フルーツとか花を連想させられる、様々な層をなす美しいものが出ていると思いきや・・・
これは何？？！
笑！！
あれだけ完璧にフルーツを再現できる人が？
あれだけ美しい層のクロワッサンを焼く人が？
どうした？！
確かにこれはちょっと・・これはあのジンジャークッキーの出来損ないですか？って突っ込みたくなる笑。
かつ、これがまた95€という（14,000円？）値段がついているのもすごい。
箱を開けた途端、笑いが止まらなかった！笑、って言うインスタをあげているひともいて、かなりネットで話題になっていた。
めちゃ笑ってしまった。
なので、書こう書こう、って思っていたんだけれど、ちょっと時期を逃してしまった。
まあ、絵画でも子供が描いたような絵がめちゃ高い値段が付けられたりするから、芸術というものは不思議なものです笑。
