全然何の脈略もなく、ふと考えていて、思ったんだけれど、日本語と英語と仏語、似ていてちょっと違うヤツ、って結構あるかも。
1・ピーマンはポワブロン、ポワブロンはパプリカ、ピーマンは唐がらし。どうなってるの?
日本のピーマンって仏語に「Pimant」って単語があるから、それか、って思うかもしれないけれど仏語の「Pimant」は、唐辛子だ。赤くて辛い細長いピーマン?って言っちゃあピーマンだけれど。
日本のピーマンに近いのは仏語で「Poivron(ポワブロン)」だと思う。でも、これは日本語にすると「パプリカ」だ。日本のピーマンより肉厚で甘い。
話をする時はPoivronを「ピーマン」って言ってるので、ほぼピーマン、ということにしよう。
ところで「Poivron」に似ている単語で「Poivre(ポワーブル)」というのがあって、これはコショウだ笑。似ているのに・・・
Poivronには、赤、緑、黄色があって、よくポワブロン・ルージュとかポワブロン・ベール、と色を付けてどの色のパプリカかを表す。
Poivreにも、だいたい白コショー、黒コショーとあって、時々緑のコショーもあるので、ポワーブル・ブロン、ポワーブル・ノワール、ポワーブル・ベール、と色を後ろにつける。
何だか似てる。コショーとピーマン。
全然違うのに。
ちょっとややこしー。
2.パイナップルは、パイン+アップル、でもアップル+パインの仏語は全然ちがう?
ってそんな事を考えていて、今度はパイナップルって仏語でアナナ、って言うな、って思った。
英語だとPineapple、つまりパイン+アップル、マツカサみたいなリンゴって感じかな?
想像しやすい。
英語のPineは仏語もほぼ同じ「Pin」だ。
英語の発音は「パイン」仏語は「パン」。意味はどちらも「松」だ。
仏語でリンゴは「Pomme(ポム)」だ。
パイナップルが仏語になった時にどこにもリンゴという単語が含まれていない。多分源泉が違うんだろう。
ところがこのリンゴと松(pin)、と来ると頭に浮かぶ単語がある。
「Pomme de pin」だ。
これって逆に「Apple+Pine」でパイナップルに近いのではないか?って想像された方!絶対いると思う笑。
でもポム・ド・パンは「まつぼっくり」
パイナップルでも、リンゴの入ったパンでもない。笑。
3.がんばれ!って英語でどう言う?
全然かわるけれど、日本語でよく「頑張ってください!」みたいなフレーズをよく使うけれど、これを英語や仏語にするとき、何て言おう??って迷ってしまう。
「Keep it up!」とか「Good luck!」とかあるけれど、時と場合によってしっくりこない事がよくある。
日本語では一般的に多用されるけれど、英語仏語では、その時々に応じて違う言い方になる。
なので、日本語で「頑張ってください」と一言で片づけられても、仏語、英語に訳するときにはその状況の応じて言葉を探さないと意味がヘンになってしまう。
最近、いい単語を見つけた。
頑張って、を仏語で「Bon courage」
「Courageクラージュ」は勇気、って言う意味。
勇気をもって!って言う事で頑張って!にニュアンスが近い。
これも時と場合によって違うので、日本語みたいにあちこちに使えるわけではないが、まあまあ行ける。
仏語だと、単に「Courage!」で使う事も多いし、日本人的には使いやすい。
英語の「Good luck」だと、幸運を待つみたいで少し努力が足りない気がする笑。
英語も「Courage」という単語が存在するので、この際、英語でも「Courage」を使う事にしてみたら割と上手くいく。
これはおススメ!!
まあ、日本人って頑張ることが美徳、がんばれ、って励ます事も多いのかも?って思った・・・
逆に英語、仏語だと、「take it easy」とか「ne t’en fais pas」みたいに、楽にしてって励ます事が多い気がする。お国柄の違いが言葉にも表れるみたい。