この前、ULB(ブラッセル自由大学)の構内を散歩していたら、壁画?落書きの上手いヤツ?を描いている人達がいた。おお~。なかなかの大作やん♡
数週間毎にに違う人が描いていた。前の人の作品は残念ながらそのまま上書きされてしまう・・・
ちょっと悲しいけれどまあ、そういう仕組みなんだろう。きっとこの壁だけがフリースペースってことかな。
その前の人はもうちょっとファンタジーな感じで色も水色っぽいバックでポップな感じだった。その前はめちゃ本物みたいな写実的な人の顔を描いていた人がいた。
きっと学生さん?美大生?たちがこういう所で練習をして、もしかしたらバンクシーのような有名な美術家になるのかもしれない。
そうULB大学の構内には、アパートが建っていたり、クレッシュ(保育園)が建設されていたりするので、売り出されたのか?公共の道となっていて、自由に行き来できる。週末には犬の散歩の人達でにぎわうくらいだ笑。
構内はそこそこ広く、地図でみたら、この馬のヒズメのような形をした中身が全部大学の構内でその中にポツポツと校舎が建っている。ちょっとややこしいのは、オランダ語圏のブラッセル自由大学はVUBと呼ばれ、フランス語圏の方はULBで、それぞれの校舎にはULBなのかVUBなのかがわかるように名前だったり案内だったりが付いている。
こんな感じ?
2か国語で違う大学なんだけれど同じ名前の大学で同じ所に校舎が共存している、というブラッセルならではの大学の在り方だ。
私たちはこの大学の構内の散歩がほぼ日課なので(笑)、この壁アートはちょっと楽しみにしている。
また壁アートもブラッセル市内にはたくさん見かける。
シティ・センターには、マンガチックなのが多くみられ、細い道でステキな壁アートに出くわしたら、ちょっと嬉しい。
こまめに壁アートを集めている人もいるくらいだ。
落書きはイヤだけれど、これくらいきれいに描いてくれるのだったら嬉しいかも。
シューマンのEUの建物が立ち並ぶ辺りにもこんなのが。
車からも見えるので、きっと見た事がある人も多いと思う。
壁に直接描いたわけではなく、パネルを貼り合わせたものなんだけれど、ショセ・ド・ワーブルからシューマンへ抜ける道に私の好きなPhilippe Geluckの「CHAT」シリーズが♡♡
この猫が主人公のマンガはちょっと皮肉っぽくて、面白い。
この「CHAT」のイラストは以前ガレのチョコレートにも使われていたと思う。めちゃ気に入ってたんだけれど、最近見ない気がする。
この壁は以前、落書きが絶えなかった。このマンガの猫のパネルが付けられてから、さすがに落書きがなくなったし、マンガの猫は可愛いし、一石二鳥!
今日は、ULB大学の構内で、本当に壁アートを描いている人を見たので壁アートについて色々考えてみました♪