関空で犬に止められた話・・

思うこと

うちの下の娘ちゃんは三半規管が弱いのか、気圧の変化に超弱い。
メトロがトンネルに入る瞬間ですら「あっ、耳、痛!」って言っているくらいだ。
大学に行っている頃は、ちょうどみんなヘッドフォンをして乗っていたので、それに便乗して「ヘッドフォンつけた方がちょっと楽♪」って言ってたのを覚えている。

そのせいか、船酔い、車酔いもしやすく、ちょっと長く乗ると気分悪い~って言っている。
昔は車で南仏くらいまで行っていたので、途中で何度も休憩して、降りて歩いて、寄り道しながら、長い時間をかけて行っていた。
日本に帰る時がこれはもう大変で、最低12時間くらいは乗らないといけないので、飛行機の中で必ず耳が痛くなり、気分が悪くなり、でも、途中下車できないので(笑)、つらい時間を過ごすことになる。一度、確かKLMで帰って来た時、日本からスキポールまでがんばっていたんだけれどスキポール空港でどうしても無理!ってなって、スキポールからブラッセルへの便に乗り込む時(もうあと1時間で着くのに!)飛行機のタラップで戻してしまって、スチュワーデスの方が、とても心配してくれて次の便で帰ったらいいよ、って言ってくれ、スキポールで3時間、次の便を待った経験もある。

その彼女が発見した対処法が、ともかく飛行機の中で何も食べない、と言う方法だ。強いて言えば、おにぎりとか、あまり味のないパンとかは大丈夫みたい。
飲み物は飲むんだけれど、どうもあの機内食の匂い?も気分が悪くなる原因の一つらしい。飛行機の中の、気圧の変化、ちょっとした揺れ、消毒薬っぽい匂い、等が重なって、その中で食事をとるとグエっとなるらしい。よく知らないので想像だけど・・笑。妊婦さんみたいやなー。

で、どうするか、というと、飛行機に乗る前にがっつり食べる笑。
まあ、その後の12,3時間はほぼ絶食状態なので、その前に食べだめをする、という冬眠前のクマさんみたいな方法で乗り切る。不思議だけれど、乗る前に食べるのは大丈夫らしい・・・

あとは、おにぎりとか、食べれそうなのは非常食として乗る前に購入して持って行くこともある。

今回も日本行きの飛行機の前にキングバーガーでデカいハンバーガーをがっつり食べ、その後飛行機に乗ると、本当に潔く、出てくるお食事は全部お断りして、毛布をかぶって半分寝ていた。
私たちは、せっかくなので、頂きましたけど・・・笑。

お姉ちゃんは、「だって途中でお腹すくもん」と言って、飛行機の乗る前にサンドイッチも購入していて、それも途中で食べていたくらいだ。笑。

それで、今回も下の娘ちゃんほぼ何も食べずに日本へ到着。

日本の税関の所で、かわいい小型のワンちゃんが麻薬犬なのか?活躍していて、犬を連れている警察のお姉さんが「失礼します。匂いを嗅ぎますね」と言って、みんなの間をくるくる回っていた。

娘ちゃんといた私は「かわいいね!」って話をしていた。
なぜか娘ちゃんになついていて?彼女の周りをくるくる、クンクン。
彼女もちょっと頭をなでてあげたりしてニコニコ。

そうしたらその犬がチョコンとお座りをして「ワン!」🐶

まあ可愛い♡♡

ところが、犬を連れていた警察のお姉さんが、こっちにやってきて、
「あ、何かお肉とか、ハムとか持っていませんか?」

ちょっとびっくり!
えー、何も持ってないよね。

すると娘ちゃん。アッと小さく叫んだと思うと、ポケットからおもむろに出してきた。

ぺちゃんこになったサンドイッチだ。笑🥪

そうそう、ブラッセルでお姉ちゃんと一緒にサンドイッチを買ってた。
ポケットにいれたまま眠りこけていたので、すっかり忘れていたに違いない。
お姉ちゃんの方はしっかり胃袋の中に入っていたんだけれどね笑。

「ハムのサンドイッチです・・・」

そのまま、サンドイッチは没収。(当たり前やー)
で、もう一つ、不満な事がある。

なぜか私のパスポートを取られ、注意されて、持ち込み禁止の紙を頂いた。
娘なんですけどー。

「あ、でもお母さまですよね。お母さまのパスポートで大丈夫ですよ。」

いやいや、はいお母さまですが、娘はもう26歳。一人前の大人だ。確かに童顔で学生に見えるけれど。
それに、なんで私が注意を受けなあかんの?
サンドイッチを持ってたのは娘ちゃんやん!

心の中で叫んでいたけれど、大人げないので、おとなしく注意を受け、紙を頂いて帰ってきました😢
まあどちらにしてもかわいいワンちゃんは懐いていたんじゃなく、ちゃんとお仕事をしていただけでした!。笑

 

 

 

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