7月23日。東野圭吾さん訃報と呪い・・・

思うこと

東野圭吾さんの訃報を聞いたのは、まだ日本に滞在中だった。
テレビでは彼の生い立ちとか功績をほめたたえていた。さらに、どれほど素晴らしい作家であったかというニュースを絶え間なく放映していた。

これには、本当にびっくりさせられた。

東野圭吾さんは私の大好きな作家のひとりだ。
かなりたくさんの彼の小説を読んだ。
最近はテレビドラマになることも多く、どの作品も登場人物がとても魅力的に書かれていて、その作品に没頭させられる。きっとテレビドラマからファンになる人も多いだろう。

欧州にいると、日本の本の購入はほぼ不可能だった。
アマゾンとかでも居住地が海外だと、売ってくれない。
ベルギーにある日本の本屋さんとかで注文もできたのだけれど、輸送料が高く、躊躇していた。
その上、その日本の本屋さんも今は撤退してしまった。

ただ、日本人の間で本の貸し借りが実施されていたので、一定数の書籍がぐるぐる回っていたりするし、バザーとかの機会にめちゃくちゃ安価で入手することも可能だ。笑。ただし、そこに存在する本を貸してもらったり、安価で入手したりするので、新刊とか好きなものを購入するのは、やや難しい・・
それでも、東野圭吾さんの作品があれば、必ずと言ってよいくらい購入していた。
また、日本に帰国の際は、彼の本だけではなく、他の作家さんたちの本も含め、買うようにしていた。でも本をもって帰るのは重たいからねー。せいぜい買っても2冊くらいかなあ・・

そんな本好きの私の朗報が訪れた。多分20年くらい前だろうか、電子書籍が出てきた!
私たちはかなり初期の段階でこの電子書籍のリーダーを購入したのだけれど、初期のは、リーダーですら日本でしか買えない、とか、購入できる本の種類も少なく、欲しいのはあまりなかった。また、ダウンロードがなぜか海外在住というだけで、許可されていないのも時々あって、苦労した。
それでもダウンロードで購入できる、というのは魅力だった。

それから10年くらいかけて、だんだん改善され、種類も増え、今や中山七里などもダウンロードで読めるようになった。これはうれしい!お値段は、当初は本の書籍も同じくらいだった。でもダウンロードの方が少しずつ安くてなってきていた。

電子書籍は云々、という議論がよくされているけれど、もちろん私も紙の本の方が好きだ。
でも、海外にいて入手できないので、できる手段を使うしかないから、という理由で電子書籍を使っている。紙の本が簡単に入手できるのなら、わざわざ電子書籍を選ばない。

そういう意味で、電子書籍は海外在住の日本人にとってはとてもありがたい手段だと思う。

ところが、この東野圭吾さんは電子書籍反対派の作家さんで、どうしても電子書籍では、彼の作品を読むことはできない。同じく私の好きな宮部みゆきさんもそうだ。

今回はたまたま東野圭吾さんの訃報を耳にしたのが、日本。
これは神のお告げだ。買って帰らないと!と思った。

神戸駅の中央改札の向いにプリコ神戸というショッピングモールがあり、その中に「大垣書店」という本屋さんがあった。よく神戸駅から乗り降りをしていたので、いつも帰り際にここに立ち寄って、一冊、2冊、と東野圭吾を買って、実家で読む、というルーティンになっていた。

結局この書店で6冊買い、全部読んでしまったので、また、いつものルーティンで、もう少し買おう、と思って行ったら、ナ、ナント、この大垣書店さん、8月16日で閉店してしまっていた。

あららー残念!
少しは売上に貢献したのに。(私の貢献度は対したことがなかったのか)笑。

という事で、結局6冊買った。
他の本屋さんで買えば良いのだけれど、何となく、このルーティンから外れると、買いにくいというか、なんだか、呪いにかかったみたいに(笑)迷ってしまって、結局買えずに帰ってきてしまう。

ブラッセルに到着した今、なんで買わなかったんだろう、って後悔・・・

まあ、本屋さんは潰れてしまうし、呪いにかかっていただろうな、私。笑。

 

 

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