サン・ミッシェル病院でMRI検査を受ける。

フランス語

この前ちょっと書いたけれど、膝のMRIをやってきた。
このMRIっていうのが、予約するときになんて言う?
日本語だと英語の略語をそのまま採用して?MRIって呼んでいるけれど、仏語になると、多分違う。

予約を取るときに正確に言わないと。。。と思って診断書をチェックする。
たいてい、診断書に書かれているので、その単語で予約ができる。

実は、私のホームドクターがオランダ語圏のお医者さん。
フランス語もめちゃ上手なので、診察の時は全部仏語でしゃべってくれる。
しゃべっている時はMRIをやってね、って言っているように聞こえた。
レーレム?ちょっとわかりにくい。。でも診断書があるから大丈夫!
で、診断書を見てみる。それがなんと、オランダ語。
そこに書かれていたのは「NMR」

いやこれでもない!笑。
面倒な国やー・・・

仕方がないので、まずMRIの本来の単語を見てみよう。
MRI = Magnetic Resonance Imaging
仏語の場合はこの単語が全部仏語になる。
仏語になると並び方が逆になるケースが多い。

ちょっと不安だったので、ネットでチェックする。笑。

imagerie par résonance magnétique = IRM

なるほど。話の中だと冠詞の「L」がついてL’IRM
発音が難しい・・・リェㇽエムみたいな・・・?

ともかく単語はわかった。で、無事電話で予約完了。
これがブラッセルの街中メロード駅の近くにあるサン・ミッシェル病院。

MRIの検査は、かなり予約が詰まっていて、通常なかなか予約が取れない。
サンリュク病院だと半年以上の待ちになるって聞いた。

ところがこのサンミッシェル病院は、不思議な時間にも予約を入れてくれ、検査を可能にしてくれる。それが週末とか祝祭日とか夕方とか、そんな時間帯だ。

私の予約も日曜日の夜18時半だった。それも電話をいれてから1週間後、という驚異の速さだった。
これは嬉しい!

でもそんな不思議な時間帯のせいなのか、検査室に行くまでの道順の記された案内をメールで受領する。なるほどね、人がいないかもしれないので、これに従って行ってくださいってことなんだね。

書かれているのは、
メインの入り口から入り、左に曲がる。Xと書かれた紫のラインに沿って真っすぐ行き、エレベーターに乗る。マイナス2階まで行き、エレベータを降りたところで右に曲がる。
そのまま真っすぐレントゲン検査の受付の前まで行くと掲示板があり、指示を読む。それからブルーの矢印に従って待合室へ行く。

ひゃあ、これは面倒。行きつけるかなあ・・

その時間に病院に行くと、受付の人が一人だけいて、節電のせいか、明かりの消えてしまっているフロアもある。なぜか、ベールをかぶった人たちの団体が少し行った所に山ほどいて、みんな親戚?友達?知り合いっぽく、ちょっと泣いたり、慰めたり、何となくわちゃわちゃわちゃしていた。

その不思議な団体さん以外は静かで、誰もいない。

廊下だけは電気がついているけれど、シン、として、まるで肝試し?よくあるやん、廃墟の病院に忍び込む、みたいな。。笑。そんなイメージ。

指示通り、紫のラインに沿っていった端っこのエレベータに乗り、マイナス2階まで下りると、なぜかエレベーターのドアが開かない。怖っ!!周りには誰もいないし、とりあえず、元に戻ろうか?って思い、マイナス1階まで行ってみたら、ここではドアが開いた。
仕方がないのでマイナス1階まで行って、それから階段でマイナス2階まで下りた。
そうしたら、エレベータを降りたところを右、という指示がどっちなのかがわからなくなってしまった。笑。ともかく電気のある方へ歩いていくと、真っ暗な中に受付のような場所があり、その前に大きなブルーの矢印が。おお!ここや~!!笑。

その矢印の方向へ行くと、待合室があり、おじさんが一人ポツン、と待っていた。
良かった!!誰かいた!!
この暗闇の病院の中でポツンとともった灯り?このうれしさはひとしお!笑。

その人と少し話をして、ここで間違いがないことを確認。
ちょっと間待っていると名前を呼ばれて、無事、MRIをやってもらえた。

慣れれば大丈夫だと思うけれど、本当に人がいないのでちょっとビビる。
それでも検査も無事終わり、3日後には検査結果がホームドクターまで届いている、とのこと。
この速さは嬉しい!

後で娘ちゃんに、不思議な団体さんがいたよっていう話をすると、多分ICUの患者さんがもう助からない、っていう状態になり、親族を方を呼んだのではないか、という事だった。
アラブ系の人たちは親族間の関わり合いが強いので、たくさんの人が集まってきて、一緒に最後のお別れをしたり嘆いたりするらしい。

なるほどね。
でも真っ暗な病院の中でベールの人たちの団体だけがいて、そのシーンとした中を行くのはなかなかエキゾチックな体験でした笑。

 

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