ハロウィーンが過ぎ去るのが速すぎる件。

フランス語

もう11月。
今年はハロウィーンがアッという間にすぎてしまった。
いくつか理由があると思うんだけれど、一般的にブラッセルのハロウィーン熱がやや冷めてきたような気がする。

もともとハロウィーン自体、ヨーロッパではそれほど馴染みのないお祭りだった。
アメリカナイズされた、みたいな形容詞で語られることが多かったと思う。

でも、導入された当初はちょっとみんな舞い上がっていて、子供たちもドアをノックしてお菓子をおねだりしていた。英語だ「「trick or treat」って言いながらおうちを回っていくって言うのが一般的だと思う。でもベルギーではちょっと違った言い方だった。

これは私の住んでいる地域だけかもしれないけれど、歌を歌いながら子供たちが通りを練り歩く。
その時の歌が「a la fête de Halloween, Halloween, Halloween, on veut des bonbons」で、節がロンドン橋落ちた、のあの歌(笑)!

他の地域はどうだったか知らないけれど、私の住んでいた通りはこの歌だった。笑。

子供たちも小さかったし、何かしらお菓子を用意して待っていたものだ。
でも、私の住んでいた通りも子供たちが大きくなって学校を卒業する頃には、もうハロウィーンの歌を聞くこともなくなった。

最近は、普通の商業施設でもハロウィーンの飾り付けが少なくなってきている気がする。
確かに、一瞬、オレンジと黒で、魔法使いやカボチャの装飾を見かけるんだけれど、11月になるともう赤と緑のサンニコラ、クリスマスの装飾へと変わっていく。

時期的に短すぎるのかもしれない。

そうそう、今年は特に学校のお休みがズレたことも一因していると思う。
あの面倒なフランス語圏の学校の休暇が今までと違って、10月の終わりの2週間が休暇となった。
ところがオランダ語圏、インターナショナルスクールは、今までと同様伝統的な、諸聖人の日と呼ばれる11月1日の前の週1週間が休みだ。この前日がハロウィンで、たいていこの学校の休みの前日の金曜日は子供たちは仮装で登校したりする。お休みの前だし、もうすぐハロウィンだし、ちょっとワクワクする日だ。

ところがそれよりも早い10月20日くらいに既に学校の休みになってしまうと、ハロウィンにはちょっと早い。仮装をしていったとしても気分的にまだ街はハロウィン気分ではないので、盛り上がりに欠ける。

という事で結論。

ハロウィンが欧州で盛り上がらないのは

1.もともと時期がよくない。
9月10月で入学の準備やらで忙しい後、11月1日のトゥッサンがあり、12月6日のサンニコラ、12月25日クリスマスを控えており、お財布の紐も固いし、ご両親も休暇が取りにくい。

2.伝統的な行事ではない。
どうしてもアメリカの行事、というイメージが強い。ただ、基本、仮装は好きだ。笑。
家族の伝統的な行事としてToussantの方が優先される。

3.学校の休みが早まったのがよくない。
学校でハロウィンをする時期が早すぎて、乗らない。
フランス語圏とオランダ語圏では休みが違うので、足並みがそろわない。

というのが私の考察。
本当の所は、知らんけどー。笑。

 

 

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