以心伝心 – 仏語でも同じようなイデオムが・・・😲

フランス語

先週末、5年ぶりくらいにお友達の所でバーベキューに誘われた。

彼女と出会ったのは、今から10年前くらいだろうか。
彼女は私たちの空手の先生の内縁の奥様だ。空手の先生という共通の知人がいたのでお知り合いになれたと思う。しっかりしてて明るくて、頭が良くて、よく気が利くとても素敵な女性だ。

空手の先生が亡くなられた時に泣きじゃくっていた彼女に、私よりは年上だったけれど、当時は、彼女が精神的に落ちこんでいたのが心配で、頻繁に電話をしたり、話をしたり、また先生のお葬式などの用事で会ったりしていた。

その後、2-3年くらいはそれでも年2,3回は、一緒にご飯を食べたり、現状を報告しあったり、なんやかんやコンタクトすることがあった。

でもここ数年は本当にご無沙汰で、その間に彼女のお母さんが大けがをして、彼女がお母さんの住んでいる海岸近くの家までの往復を余儀なくされている、っていうのを聞いた。それから、そのお母さんが亡くなられた、というのを風の便りに聞いた。

それくらいご無沙汰していた。

それと最近、私たちは引っ越しを強いられることになり、いろいろ荷物を娘ちゃんのアパートへ運び込んでいた。
その日も娘ちゃんのアパートへ行き、それからご飯でも食べるかーって言って歩いていた。
ちょうどその彼女のアパートの前の道を通ったので、

「あれ、ここがシャンタルのおうちだっけ?」
「違うよ、ほら、一つ向こうのブルーのドアだよ」
「あー、こっちね、そうそう、こんな感じやったわー」

「もうずいぶんご無沙汰してるわー、元気かな?」
「なんだかお母さん、お亡くなりになったらしい・・・」
「そうなん?まあ、大変やったからちょっと楽になったかもね」

みたいな、話をしながら歩いた。

そうしたら、な、なんと、その日の夕方、メッセージが届いていて、久しぶりにバーベキューをするんだけれどいかが?って書かれていた。

あららー、さっきすごい久しぶりに彼女のことを思い出して話をしていたところ!
こんなことってある?

以心伝心!

それで、彼女のおうちに行った時に早速伝えた。
本当に今日、家の前を通って噂してたのよ!
日本語で「以心伝心」ってことわざがあるんよ。笑。

そうしたら、彼女が、こういうのはフランス語で

「Les grands esprits se rencontrent」
レ・グラン・ゼスピり・ス・ランコントㇽ

っていうのよ。
って言われた。なるほどね。

直訳すると、偉大な精神が出会う。
意訳すると賢者は同じように考える、みたいな?
でも用途は以心伝心と同じで同じようなことを考えていた時に使うらしい。

で、英語の同じようなのがあった。
これも仏語に近い。

「great minds think alike」
グレイト・マインズ・ティンク・アライク。

これも賢者は同じように考える。

で、言葉にしなくても思っていることが伝わる、っていう時に使われるので意味的にはとても似ている。

洋の東西を問わず、同じようなことわざがあるんやね。
面白いね!

 

それはともかく、久しぶりのバーベキュー、とてもおいしかったし、みんなとのおしゃべりは楽しかったです♪

 

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