もう、聞いてほしい。。。
まずは家の構造からお話ししたい。
私たちのアパートの中に使われていない煙突が3本ある。
ちょうどボイラーの裏側に位置していて、きっと昔は使っていたのだろう、その煙突は屋根の上に突き出ているのだけれど、一本は下の階までつながっている。あとの二つは、私たちの部屋につながっているのだが、そこへつながるものはないので、切られている。つまり屋根の上に煙突は見えるのだけれど、下の部分は私たちのボイラーの裏でどん詰まり状態、という形だ。
下につながっているようにみえているが、このジョイント部分は、穴が開いていない。
もちろん煙突の先っぽは屋根の上に伸びている。
この煙突の状態をご理解いただけただろうか。
そして、ある夏の終わりごろ。この煙突に鳥さんが落っこちた・・・
どうしてそうなったのかは定かではないのだけれど、何か傷を負って飛べなくなったのか煙突から出ようとしてもがいているのだが、どうしても出れない。
ボイラーの裏側、家の中の階段の下の方で、常にガサガサ、バタバタ、ガサガサ、バタバタという音がずーっと聞こえていた。
可哀そうで、助けてあげたいのだけれど、煙突のコンクリートはかなり分厚く作られていて、ここに穴をあける、というのは無理。
屋根の上に登ったとしても、かなり深いところに落ちているので、ここからの救出も難しいだろう。
仕方がないので、胸は痛むけれどそのままにして数日が過ぎた。
かなり長い間生きていたけれど、ガサガサ音が少しずつ減ってきて、ある日静かになった・・
多分残念ながら煙突の中でお亡くなりになったんだろう、と思っていた。
それから季節は移り、秋になった。
そうして、2日前の話だ。
家の中に大量のハエが発生した!!
それも丸々と太った毛むくじゃらの真っ黒のデカいハエだ。
そこで気が付いた。
あのお亡くなりになった鳥さんにウジが沸いて、ハエに育ったのではないか?と。
ギャ~!!!
ともかく、気持ち悪い。
我が家には、ハエ退治用の電気ハエ叩きがある。笑。
これはすごい優れもので、バトミントンのラケットのような形をしているのだが、そのガットの部分に電気が通るようになっていて、これで一気にハエ君たちを焼く。
完璧にたたかなくても、ビリビリといって電気で羽を焼くだけでもハエ君たちの戦闘力を落とすことができ、そのあとの退治が楽になる。
電気を入れるスイッチが持つところについていて、これでスイッチを入れて、ハエ君たちを叩く。
その優れもの電気ハエ叩きで、まず、見えているヤツを片っ端から片付けた。
多分20、30匹は一挙に殺戮したと思う。
そのあとはあの煙突のジョイント部分に大量の殺虫剤を投与。
どこからこのハエたちが出てきたのか、わからない。
ジョイント部分はかなり完璧に埋まっているのだが・・・
とりあえず、数回にわたり殺虫剤を集中的に撒いた。
この階段の下、ボイラーの横というスペースは、物置として活用させてもらっているのだが、ここに収納されていた折り畳み椅子とか、ミシンとか、鞄とかはとりあえず、避難させて、殺虫剤から遠ざけておいた。
翌日は、殺虫剤が利いたのか、床に死んでいるハエ君たちの姿があったり、弱った力を降り注いで窓のあたりまで飛んできているのもいた。でも弱っているので、退治するのは難しくはなかった。
ともかく、気持ち悪い!!!
この2日間はハエ君たちの死骸と、弱っているヤツらを退治するという作業に明け暮れていた。
本当はハロウィンとか、諸聖人の日と呼ばれている11月1日の話など、まったり書きたいな、って思ってたのに、それどこの騒ぎではなかった。笑。
しかし、2日前にはかなり完璧に掃除もして、どこにもいないと思っていたハエ君たちはいったいどこから出てくるんだろう。不思議だ。
ともかく、まだ時々、飛んできているけれど、頻度は減った。
また、油断せず、継続して殺虫剤投与をするぞ。まあ、ようやくひと段落ついた気がする。
確かに、今年は秋とはいえ、暖かい日が続いた。その気候もハエ君たちの成長を助けたのだろう。それに今回のハエ君は毛むくじゃらで丸々太って、いかにも悪者っていう容姿だ。
あー気持ち悪~。何度書いたか。笑。
早く極寒の冬になってくれ~!!