欧州で、背の低いことのハンディ・・・

その他

私の身長は152㎝。欧州に住んでいると、背の低いことのハンディがデカい。
日本人の中でも小さいんだから、欧州に来るとこの小ささが目立つ。

今に始まったことではないんだけれど、週末ベルギーの北部へ行っていて、やっぱりみんなデカいなーって改めて認識しなおした。笑。
そんなちび助の私のベルギーライフで、とりあえず面倒なのは、日常生活にかかわるもののサイズが合わないってこと。これは微妙にストレスがたまる。
つまり、椅子とかテーブル、キッチンの高さなどだ。

普通に座って仕事をする、という作業ですら、机が高いけれど、椅子と高くすると足がつかない。足が付くように椅子を低くすると腕が疲れる。といった感じでどこかに負担がかかる。最近よく言われるエルゴノミクス上、絶対よくないやろー。

なので、会社では足置き台を購入してもらって、置いている。
最近は立ったまま仕事のできる机もあって、時々そっちで仕事をしたりして疲れを散らしている。
家だと、椅子の上に正座したり、あぐらをかいて座ることが多いかな。いいのか悪いのかわからないけれど。

トイレも不便だ。ともかく便座が高い。笑。
ブラッセル市内はまだましだと思う。北の方へ行くと背の高い人が多いせいか便座がかなり高い。足ぶらぶら状態(笑)で用を足さないといけない羽目に陥る。たぶんローカルの人にはこの苦労は伝わらないと思う。。
逆に日本に帰ると、便座が思ったより低くて、腰を落とす時にガクン、となってしまうっていう経験をされた方も多いと思う。

キッチンの棚なんて、棚の奥まで手が届かない。一番上の棚は椅子に乗ったって届くかどうか・・。結局棚の前の方にばかり食器が並び、奥は使わないか、下の方の棚だけ使って、上の棚は死んでいるケースが多い。
時々主人が上の棚に物をしまっているのだが、これは2度と出てこないやつだ。笑。

洗面所、シンクの高さは、洗い物するときに腕から水がしたってきてびちゃびちゃになる。
娘ちゃんたちもちび助さんなんだけれど、彼女たちが日本に行った時にシンクの高さがちょうどよくて洗い物が楽~!びちゃびちゃにならない!ってすごい感激していた。そう、こっちではちびっ子たちは苦労する。食洗器、という文明の利器がかなり助けてくれる。
我が家の台所にはステップ台が常備されている笑!

物だけでなく、小さくて認識されない、というケースもよく起こる。
青空市に行くと、背が低くて、店員さんに認識されず、物が買えないことがよくある。
なので、めちゃ手を挙げて叫ぶ。メンタル強くなるはずやー笑!

自動ドアのセンサーが反応しなくて、なかなかドアが開かない、っていうのも経験した。少し古いタイプの自動ドアとか感度の悪いヤツだ。子供みたいに、後ろへ行ったり、行き来していると、後ろから人が来て、ニヤッとして私の前に立つ。スーっと開く・・・あー、ありがとね・・・(ちょっと気恥ずかしい・・)

服もサイズが合わない、っていう事もあるんだけれど、服はまあ何とかなる。
一番困るのは靴だ。
靴は、さすがに子供用だとフォームも違うし、デザインも違う。
34、35サイズで、ちょっと素敵なパンプス系の靴、となると本当に靴屋さんで見つけるのは難しかった。最近はインターネットで購入もできるので、少し楽になった。

と、背が低いというだけでハンディキャップのような生活を送っているわけだが、良いことってあただろうか?

そうだなあ。逆に子供服が着れる?笑。自慢できるか??
タートルネックとか、ベーシックなものなら12歳から14歳くらいのものがちょうど入る。
同じデザインだと子供服は2割くらい安いので、お安く購入できる。笑。

娘ちゃんたちもそうだけれど私も小柄で、童顔だった。
私も、ベルギー来た頃、かなり長い間学生料金であちこち行ってたので、そういうズルはやりやすいかも。笑。

なんだか得するポイントがちっちゃいな。笑。

逆に背の高い人達が日本に住むと、苦労することもあるのかもしれない。
よく敷居に頭をぶつけていたり笑、バスの座席が狭くて、膝頭が前の座席にあたってしまったり、そんなのを見たことがある。

ともかく、背が低いと色々大変なんだよーっていう事を言いたい!笑。
大きい人の中で同等の主張をしないといけないので、最近メンタルが強くなったかも、って思ってる(笑)いいのか、わるいのか・・・

 

 

にほんブログ村 海外生活ブログ ベルギー情報へ
にほんブログ村

にほんブログ村 外国語ブログ フランス語へ
にほんブログ村

ブリュッセルからボンジュール - にほんブログ村

 

 

 

タイトルとURLをコピーしました